有価証券報告書-第69期(平成29年11月1日-平成30年10月31日)

【提出】
2019/01/31 10:40
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【項目】
96項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、設備投資資金は設備投資計画に照らして、自己資金で賄っております。一時的な余資は安全性の高い金融資産で運用し、運転資金は自己資金または銀行借入により調達しております。デリバティブ取引は、利用しておりません。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金、電子記録債権は、顧客の信用リスクに晒されております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されておりますが、為替リスクによる影響は僅少であります。
有価証券及び投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式等であり、市場価格の変動リスク及び発行体の信用リスクに晒されております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、為替リスクによる影響は僅少であります。
借入金は、主に営業取引に係る資金調達を目的としたものであり、借入金の返済日は最長で決算日後3ヶ月であります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務の返済日は最長で決算日後5年であります。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
① 信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
当社は、債権管理規程に従い、営業債権について、管理部及び各事業部門における営業部門が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減を図っております。連結子会社においても、当社の債権管理規程に準じて、同様の管理を行っております。
② 市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
当社は、外貨建ての営業債権債務について、為替の変動リスクに晒されておりますが、当社グループの全体に与える影響は僅少であります。
有価証券及び投資有価証券については、定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、また、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。連結子会社においても、同様の管理を行っております。
③ 資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社は、各部署からの報告に基づき経理部が適時に資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性の維持などにより流動性リスクを管理しております。連結子会社においても、同様の管理を行っております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(平成29年10月31日)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1) 現金及び預金15,49515,495-
(2) 受取手形及び売掛金18,99518,995-
(3) 電子記録債権3,6753,675-
(4) 有価証券及び投資有価証券1,7221,722-
(5) 長期貸付金(※1)33034312
資産計40,22040,23212
(1) 支払手形及び買掛金21,57721,577-
(2) 短期借入金120120-
(3) リース債務(※2)190184△5
負債計21,88721,882△5

※1 長期貸付金には、流動資産の「その他」に含めて表示している1年以内回収予定の長期貸付金を含めております。
※2 リース債務には、1年以内返済予定のリース債務を含めております。
当連結会計年度(平成30年10月31日)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価(百万円)差額(百万円)
(1) 現金及び預金15,43215,432-
(2) 受取手形及び売掛金19,12419,124-
(3) 電子記録債権4,8754,875-
(4) 有価証券及び投資有価証券1,4101,410-
(5) 長期貸付金(※1)2933018
資産計41,13641,1458
(1) 支払手形及び買掛金23,68823,688-
(2) 短期借入金115115-
(3) リース債務(※2)145141△3
負債計23,94823,945△3

※1 長期貸付金には、流動資産の「その他」に含めて表示している1年以内回収予定の長期貸付金を含めております。
※2 リース債務には、1年以内返済予定のリース債務を含めております。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、(2) 受取手形及び売掛金、(3) 電子記録債権
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、株式等は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格又は取引金融機関等から提示された価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
(5) 長期貸付金
長期貸付金の時価については、元利金の合計額を、同様の新規貸付けを行った場合に想定される利率で割り引いて算定する方法によっております。
負 債
(1) 支払手形及び買掛金、(2) 短期借入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3) リース債務
時価については、元利金の合計額を、同様の新規リース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円)

区分前連結会計年度
(平成29年10月31日)
当連結会計年度
(平成30年10月31日)
非上場株式1818
預り保証金166171

非上場株式については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(4) 有価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
預り保証金については、契約の解約時期の見積りが困難なため、時価を把握することが極めて困難と認められることから、時価開示の対象としておりません。
3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成29年10月31日)
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
現金及び預金15,495---
受取手形及び売掛金18,995---
電子記録債権3,675---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
(1) 債券(国債・地方債)-8--
(2) 債券(その他)-43-12
(3) その他342583-
長期貸付金2729210-
合計38,2283709412

当連結会計年度(平成30年10月31日)
1年以内
(百万円)
1年超5年以内
(百万円)
5年超10年以内
(百万円)
10年超
(百万円)
現金及び預金15,432---
受取手形及び売掛金19,124---
電子記録債権4,875---
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
(1) 債券(国債・地方債)8---
(2) 債券(その他)40--10
(3) その他-5828-
長期貸付金372540-
合計39,5183122910

4.短期借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成29年10月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
短期借入金120-----
リース債務474541281511
合計1674541281511

当連結会計年度(平成30年10月31日)
1年以内
(百万円)
1年超
2年以内
(百万円)
2年超
3年以内
(百万円)
3年超
4年以内
(百万円)
4年超
5年以内
(百万円)
5年超
(百万円)
短期借入金115-----
リース債務4642281511-
合計16142281511-