紙業界におきましては、洋紙・板紙の国内出荷量がともに前期実績を下回りました。印刷用紙については、企業の経費削減傾向に加え消費税率引き上げ後の反動減が長引いたことで、カタログ・パンフレット等の需要減少が例年になく大きく、また、広告掲載の電子媒体へのシフトに伴う紙離れという構造的要因も加わって、前期出荷量を大きく割り込みました。板紙については、来日外国人観光客の増加により土産物関連需要の一部に顕著な動きが見られた他、贈答品やクリスマス関連の年末需要に目立った動きがありましたが、全体の出荷量では前期実績を下回りました。
このような環境の中で当社グループは第8次3ヶ年計画の最終年度を迎え、持てるサービス力を一枚の紙に結集することを通してお客様のニーズに応えようと全社一丸となった販売努力を継続し、ベーシックペーパーと技術紙の2品目においては前期実績を上回ることができましたが、ファンシーペーパー等の4品目においては前期実績を上回ることができませんでした。その一方で海外子会社が売上げを伸ばし、グループ全体の業績向上に寄与しました。その結果、売上高は205億23百万円(前期比0.7%減)となりました。利益面では経常利益が4億4百万円(前期比3.0%減)、当期純利益は2億21百万円(前期比1.3%増)となりました。
<当社の商品別の概況>当社グループは、和洋紙の販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであり当社の和洋紙卸売業の売上高は連結売上高の90%超を占めるため、当社の商品別の概況を記載しております。
2015/06/29 11:57