上述の施策によりネット販売の売上高は、前年同期比約120%と好調に推移いたしましたが、特に主力のドレスシャツ事業においては、スーツなどビジネスアイテムの店頭不振により、売上は苦戦いたしました。また、都心部を中心に外出自粛や、主に百貨店、量販店における大型催事の中止等により、当第3四半期の売上高は前年同期と比べ減少いたしました。
このような環境のもと生産仕入の抑制に加え、自家工場の生産ラインの閉鎖、直営店の閉鎖等不採算部門からの撤退、賃貸物件の賃借料の減額交渉、物流費の削減、人件費の見直し等経費全般の徹底した削減に努めてまいりましたが、売上高減少の影響を吸収するには至らず、営業損失となりました。中国上海の自家工場の生産ライン閉鎖については、人件費などの高騰によるコスト競争力の低下で、今後の収益が厳しくなると判断し、生産ラインの閉鎖に伴う従業員の解雇給付等を含むリストラクチャリング費用として、事業整理損1億75百万円を特別損失に計上いたしました。また、当期の業績及び今後の業績見通しが不透明なことを踏まえて、繰延税金資産の回収可能性を検討し、法人税等調整額1億4百万円を計上いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、連結売上高80億22百万円(前年同期比32.0%減)、営業損失9億36百万円(前年同期は28百万円の利益)、経常損失8億66百万円(前年同期は76百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失11億53百万円(前年同期は37百万円の利益)となりました。
2021/02/15 15:11