有報情報
- #1 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
- 事業全体の状況
a.事業全体の状況
当連結会計年度の経済環境は、米国では堅調な回復が維持され、中国でも成長が持続しておりました。また、国内も好調な輸出と設備投資を背景に、緩やかな回復基調となりました。
半導体市場におきましては、2018年2月の世界半導体売上高は前年同月比21.0%増となり、19ヵ月連続で前年同月実績を上回り、市場の拡大が続いております。
このような環境の下、当連結会計年度は、品目別売上高では集積回路はマイコンが自動車・産業分野、ロジックICが産業分野を中心に増加し、前年度比1,825百万円増(3.3%増)の56,857百万円、半導体素子はパワーデバイス、トランジスタが自動車・産業・民生分野等での増加により、同815百万円増(6.9%増)の12,599百万円、表示デバイスはアミューズメント分野等での減少により、同935百万円減(30.9%減)の2,097百万円、その他は産業分野向けEMSが増加し、同2,329百万円増(30.1%増)の10,062百万円となりました。その結果、売上高は同4,034百万円増(5.2%増)の81,616百万円となりました。
売上原価は前年度比3,294百万円増(4.7%増)の73,325百万円。売上高に対する売上原価の比率は前年度に比べ0.4%減少し89.8%となっており、売上総利益は前年度比740百万円増(9.8%増)の8,290百万円となり売上高に対する売上総利益の比率は前年度に比べ0.4%増加し10.2%となっております。
販売費及び一般管理費は前年度比81百万円減(1.3%減)の6,300百万円となり、営業利益は売上高の増加と売上高に対する売上原価の比率の減少による売上総利益の増加及び販売費及び一般管理費の減少により、前年度比821百万円増(70.3%増)の1,990百万円となりました。
営業外収益(費用)は、前年度の70百万円の収益(純額)から、114百万円の収益(純額)となり、これは主に、為替差損益の為替差損が前年度の75百万円から0百万円になったことによります。これにより経常利益は、前年度比865百万円増(69.9%増)の2,105百万円となりました。
特別利益(損失)は、前年度の1百万円の損失(純額)から1百万円の利益(純額)となり、税金等調整前当期純利益は前年度比868百万円増(70.2%増)の2,106百万円となりました。
法人税等合計は、前年度比445百万円増(109.9%増)の851百万円となり、これは主に、法人税等調整額が前年度の△26百万円から221百万円になったことによります。これらにより親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度比422百万円増(50.8%増)の1,254百万円となりました。また、1株当たり当期純利益は、前年度の31.50円から47.50円となっております
(注) 当社グループは、「電子部品関連事業」のみの単一セグメントであります。
連結業績の推移 (単位:百万円)
b.目標とする経営指標の達成状況等
当社グループは、目標とする経営指標として「ROA(総資産経常利益率)5%」を確保することを主要な経営指標目標として定めており、当連結会計年度のROAは5.9%となり前年度の3.6%から改善し目標を達成いたしました。これは、主として経常利益が前年度比69.9%増と大幅に増加したことによります。2018/06/27 14:49