このような経済状況のもとで、当社グループは、花き流通の8割を占める卸売市場流通の流通コストを透明化し、消費者までの花のサプライチェーン全体の物流コストの最適化に取り組んでまいりました。4月から卸売会社である当社において卸売業界初の委託手数料率引き下げを行い、従来一律9.5%としていた委託手数料を8%に引き下げ、新たに荷扱い料を設定し、物流にかかる料金を明確にしました。また、物流面においては、大型物流センター(OTA花ステーション)を本格稼動させ鮮度保持の効いたスピーディーで正確な集分荷を可能にし、出荷者、買参人の満足度向上に努めてまいりました。生鮮食料品花きの需給状況について、野菜は健康志向から需要は底堅く、花きは自然志向の高まりで花木や観葉そして野草を思わせる草花類が堅調でした。しかしながら切花の中で30%強のシェアを占める菊類の需要が減少しました。仏花でも故人や自分の好きな花、季節の花を飾るようになってきたり、葬祭の規模の縮小や多様化で菊類は安値となることがしばしば起こりました。長年菊類の相場が切花全体の市況を決めてきたので、特に4月、7月は切花全体の市況も低迷を極めました。
さらに運送業界の人手不足等による相次ぐ運賃の値上げにより地方の市場、仲卸、大手小売店は仕入先のウエイトを地元の中核市場に移さざるを得なくなる所が多く、全国の商品と最大アイテム数を取扱う当社グループにとっても大きな痛手となりました。特に九州で展開している連結子会社の株式会社九州大田花きでは運賃値上げの影響を受け、夏場に高品質な関東以北の品物を十分に取扱えなかったことも売上高減少の一因となりました。
このような結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高12,106,606千円(前年同四半期比8.0%減)、営業損失16,400千円(前年同四半期は4,679千円の営業利益)、経常利益は12,098千円(前年同四半期比64.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,960千円(前年同四半期比10.1%減)となりました。
2017/11/13 9:07