業績予想の修正に関するお知らせ
- 【提出】
- 2020年2月5日 15:00
- 【資料】
- 業績予想の修正に関するお知らせ
- 【修正】
- 業績
勘定科目 | 自 2019年1月1日 至 2019年12月31日 |
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業績予想の修正について | |
売上高 | |
前回予想 | 29,500 |
予想 | 30,401 |
増減額 | 901 |
増減率 | +3.1% |
前期実績 | 30,569 |
営業利益 | |
前回予想 | 250 |
予想 | 414 |
増減額 | 164 |
増減率 | +65.8% |
前期実績 | 558 |
経常利益 | |
前回予想 | 150 |
予想 | 284 |
増減額 | 134 |
増減率 | +89.9% |
前期実績 | 299 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | |
前回予想 | 75 |
予想 | 123 |
増減額 | 48 |
増減率 | +65.1% |
前期実績 | 185 |
1株当たり当期純利益 | |
前回予想 | 6.85 |
予想 | 11.3 |
前期実績 | 16.97 |
業績予想修正の理由
通期業績予想につきましては、売上高は主に医療機器向けにFPGA(※1)やメモリ製品の販売が増加したことなどにより、業績予想を若干上回って推移しました。
営業利益につきましては、第4四半期においてドル円相場が円安基調で進行したことにより、仕入値引ドル建債権の評価額の増加を含む為替レート変動によるプラス影響が第4四半期連結会計期間(10月~12月)において68百万円発生し売上総利益の押し上げ要因となり、合わせて売上高が増加したため、想定を上回って推移いたしました。
この仕入値引ドル建債権は、一部の主要仕入先との取引方法において発生します。量産案件において特価を提示する場合、実際の仕入値の減額ではなく、当社がお客様に製品を出荷したことを仕入先に報告することによって、仕入先から仕入値の減額相当分の値引債権が発行されます。この値引債権がドル建であるため、為替相場の変動によりドル建債権の評価額が増減します。評価額の増減については、半導体製品の値決め時の為替レートと納入時の為替レートの差により発生するため、ドル円相場が円安に進行する際には評価額がプラスになり、特に為替変動が急速である場合には評価額の増減幅が大きくなります。
経常利益につきましては、営業外費用として第4四半期連結会計期間(10月~12月)において為替差損65百万円などが発生したものの、営業利益が増加したため想定を上回って推移しました。親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別損失として第4四半期連結会計期間(10月~12月)において投資有価証券評価損45百万円および和解金13百万円が発生したものの、経常利益の増加に伴い想定を上回って推移しました。(※1) FPGA(Field Programmable Gate Array):PLD(Programmable Logic Device)の一種であり、設計者が手元で変更を行いながら論理回路をプログラミングできるLSIのこと。(※2)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により上記予想数値と異なる場合があります。