このような事業環境の中、当社グループは、半導体事業においては、通信インフラへの投資が堅調なことを受け基地局や計測機器向け等が好調に推移したこと、ファクトリーオートメーション、放送機器、オフィス機器向け等も堅調に推移したことを受け、売上高は大幅に増加いたしました。デザインサービス事業においては、医療機器向けが堅調に推移いたしました。また、当社グループの株式会社エクスプローラが次世代放送で使用される4Kに対応したH.265コーデック装置を開発しておりますが、性能向上を行うため開発期間を延長し、2014年第3四半期の販売開始を目指し開発を進めております。
この結果、売上高につきましては、55億3千3百万円(前年同期比49.2%増)となりました。営業利益につきましては、売上高は大幅に増加したものの、売上総利益率が前年同期よりも大幅に低下したこと、H.265コーデック装置開発のため販売費及び一般管理費が増加したことにより1億9千3百万円(前年同期比16.2%減)となりました。この売上総利益率の大幅な低下は、次の3つの要因によるものです。一つは、前年同期においてドル円相場が急激な円安に進行したことにより、当社が仕入先に対して保有する仕入値引ドル建債権の評価額が大幅に増加し原価を1億8百万円押し下げることとなりましたが、当第1四半期連結会計期間においてはドル円相場の変動で原価を1千4百万円押し上げる結果となったことです。二つ目の要因は、半導体事業の売上が大幅に増加したことにより、利益率の高いデザインサービス事業の売上構成比率が低下したこと、そして三つ目の要因は半導体事業において売上総利益率の低い案件の売上が増加したことです。これらにより売上総利益率は21.8%から14.8%に低下しました。
また、経常利益につきましては、補助金収入3千2百万円を計上した一方で、為替差損2千1百万円を計上したこと等により1億9千1百万円の経常利益(前年同期比11.8%減)となりました。四半期純利益につきましては1億1千3百万円(前年同期比8.0%減)となりました。
2014/05/13 10:28