四半期報告書-第74期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
有報資料
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、為替の円安基調等による好調な企業業績を背景に雇用・所得環境の改善が続き、景気は緩やかに回復してまいりました。しかしながら海外経済においては、米国の政策動向や北朝鮮問題など地政学リスクも高まっており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
このような状況下、当社グループでは新規顧客獲得に注力するとともに、生産性向上強化に向けた設備提案を積極的に行って参りました。また、デモ機やテスト装置を充実させることにより、幅広い業界のお客様に対応できる体制を強化して参りました。売上高につきましては、子会社の業績が好調に推移したものの、前年同期は後発医薬品メーカー向けの大口の売上計上があった影響で前年同期比2,103百万円減収となりました。損益面におきましては、売上高総利益率が原価低減努力により前年同期比3.3ポイント改善しましたが、減収に伴い売上総利益が294百万円減少したことに加え、人件費やサービス費、減価償却費の増加により販売費及び一般管理費が増加した結果、営業利益以下の各段階利益におきましても減益となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,562百万円(前年同期比27.4%減)、売上総利益は1,442百万円(同17.0%減)、営業利益は120百万円(同76.3%減)、経常利益は172百万円(同67.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39百万円(同87.6%減)となりました。
報告セグメントに基づく各事業別の概況は以下のとおりであります。
①産業用機械事業
当セグメントにおきましては、売上高全体では5,124百万円(前年同期比29.3%減)でありました。このうち、包装機が1,199百万円(同6.8%増)、部品が981百万円(同44.9%増)と好調に推移いたしましたが、充填機は1,243百万円(同10.0%減)、改造・調整・修理は927百万円(同25.0%減)、検査装置は429百万円(同42.1%減)、一連ラインは261百万円(同84.0%減)、製剤機は81百万円(同81.7%減)と減少しました。
②工業用ダイヤモンド事業
当セグメントにおきましては、売上高386百万円(前年同期比5.0%増)となりました。内訳では、人造ダイヤ241百万円(同9.1%増)、原石74百万円(同16.9%減)、パウダー63百万円(同18.4%増)等となっております。
③その他
その他は、主に坐薬用包装資材の販売で売上高51百万円(前年同期比5.0%減)であります。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末比617百万円減少し、12,864百万円となりました。これは主として、仕掛品が649百万円、前渡金が316百万円、現金及び預金が210百万円、投資有価証券が160百万円それぞれ増加する一方で、受取手形及び売掛金、電子記録債権が合計で1,949百万円減少したことによるものでございます。負債につきましては、前連結会計年度末比699百万円減少し、4,088百万円となりました。これは主として、前受金が411百万円増加する一方で、支払手形及び買掛金、電子記録債務が合計で928百万円減少したことによるものでございます。純資産は主として、親会社株主に帰属する四半期純利益が39百万円ありましたが配当金の支払いが161百万円あったことで利益剰余金が122百万円減少、その他有価証券評価差額金が135百万円増加したことにより、8,776百万円となり前連結会計年度末比82百万円増加いたしました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動費用の金額は1,392千円であります。
また、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。