訂正有価証券報告書-第68期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2018/05/14 10:41
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96項目

有報資料

以下に記載の金額には、消費税等は含まれておりません。
(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善など緩やかな回復基調で推移する一方、新興国経済の減速や米国新政権の政策動向による不確実性の高まりなど、依然として景気の先行き不透明な状況が続いております。
当スポーツ用品業界におきましては、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催され、日本人選手の活躍によりスポーツに対する関心は高まったものの、消費マインドの回復には至らず、業態を超えた販売競争は益々激化し、業界を取り巻く環境は一段と厳しい状況が続いております。
このような状況の中で当社グループは、①自社品の強化、②卸ビジネスの進化、③新規商品、新規流通の開拓と新規事業へのチャレンジ、④生産性の向上、⑤人財の活性化・情報システムの整備と高度化・物流機能の強化、⑥グループ内の連携強化を基本方針とし、業績向上に努めました。
その結果、当連結会計年度の売上高は40,335百万円(前期比4.4%増)、営業利益は293百万円(前期は営業損失272百万円)、経常利益は364百万円(前期は経常損失200百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は282百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失226百万円)となりました。
当社グループは、スポーツ事業の単一セグメントであるため、下記の区分は、「第1 企業の概況」の「5 従業員の状況」及び「第2 事業の状況」の「1 業績等の概要(1)業績」、「2 生産、受注及び販売の状況(3)販売実績」における事業部門の区分と同一であり、関連付けております。
各事業部門の状況は次のとおりであります。
スポーツ事業
(卸売部門)
卸売部門は、「外商・スクール」及び「アスレ」マーケットにおいては、野球・ソフト用品は前期まで厳しい状況が続いておりましたが、「プロステイタス」等のハイグレードシリーズが高評価を得たことや、女子硬式野球マーケット拡大に向けた販売促進活動を強化したこと等により堅調に推移いたしました。また、サッカー用品、競技ウェア、競技バッグ等は好調に推移いたしました。一方、テニス・バドミントン用品は、「フォルクル」のテニス関連用品の販売に関し、国内総代理店契約をする等売上拡大に努めましたが、前期までの好調の反動から動きが鈍く、インバウンド需要の減速もあり、苦戦を強いられました。
「ライフスタイル」マーケットにおいては、ファミリーキャンプ等のライトアウトドア市場が堅調なこともあり、アウトドア用品やアパレル、フットウェアがともに好調に推移いたしました。また、「TIMBUK2」ブランドを中心にカジュアルバッグも堅調に推移する中、更に認知度を高めるため、平成29年3月にコピス吉祥寺(東京・武蔵野市)にTIMBUK2ショップをオープンさせました。
「ボディケア」マーケットにおいては、健康志向の高まりもあってテーピング・サポーター類の販売が引き続き堅調に推移いたしました。
また、当期よりライセンスビジネスをスタートさせるとともに、上郡町スポーツセンター(兵庫県赤穂郡)の指定管理業社の構成企業の1社として参画が決定する等、新規事業の取組み強化も行いました。
この結果、売上高は38,396百万円(前期比5.1%増)となりました。
(製造部門)
製造部門は、原価の低減、商品企画、開発力の強化並びに品質向上に努めました。野球・ソフト用品においては、20周年を迎えた「プロステイタス」ブランドにおいて、クラフトマンの信念と技術を結集し究極の捕球感を追及した硬式グラブ・ミット「プロステイタスプレミアムシリーズ」を限定販売し、高評価を得ました。また、「ネオステイタス」ブランドの女子硬式グラブシリーズ、スペシャリストを目指すプレーヤーのための「シリーズ史上最強モデル」、小学校低学年を対象にした「グランドメイト」シリーズの販売を開始し、ファン層の拡大に努めました。「コンバース」ブランドのバスケットボールウェアにおいては、「Bリーグ」に所属する「シーホース三河」とのサプライヤー契約もあり、更に認知度を高めました。さらに、少ない筋活動量で素早い切り返し動作が可能なスポーツソックス「クイックソックス」は引き続き高評価を得ております。
この結果、売上高は419百万円(前期比0.6%増)となりました。
(小売部門)
小売部門は、㈱ロッジの登山用品は、中高年登山層のリタイアが目立ってきており店頭販売は苦戦しておりますが、登山用品ECサイト「PREMIUM SHOP」は、堅調に推移いたしました。しかし、㈱すぽーつらんどコジマを平成27年7月末をもって閉店したことにより低調に推移いたしました。
この結果、売上高は405百万円(前期比17.3%減)となりました。
(その他部門)
物流部門は、外部受託業務における取扱いの減少により、低調に推移いたしました。
スポーツ施設運営部門は、近隣の競合店との競争激化もありましたが、会員サービス向上など販売促進活動に努め、前期比横ばいで推移いたしました。
この結果、売上高は1,114百万円(前期比6.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、営業活動により1,015百万円獲得し、投資活動により33百万円獲得し、財務活動により352百万円使用した結果、当連結会計年度末における残高は3,359百万円となり、前連結会計年度末に比べ689百万円増加いたしました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は1,015百万円となりました。これは主に、売上債権の増加334百万円があったものの、税金等調整前当期純利益386百万円、減価償却費152百万円、たな卸資産の減少489百万円、仕入債務の増加65百万円、未払消費税等の増加109百万円があったこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、獲得した資金は33百万円となりました。これは主に、保険積立金の解約による収入34百万円があったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は352百万円となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出354百万円があったこと等によるものであります。

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