当社グループは、2018年に策定した第3次中期経営計画に基づき、物販を中心とした“モノ”消費から体験型の“コト”消費に至るまでメイドインジャパンの優れた商品サービスを国内外の消費者へお届けする取組みを継続しています。これまでのインバウンド需要のみならず、いわゆるアウトバウンド需要(過去訪日した外国人が経験した日本商品の購入・サービス体験を評価し、帰国後にも自国のECサイトや実店舗にてリピート購入を行うもの)が急速に拡大しつつある中、当社グループは貿易・グローバルEC事業の拡大を強化しております。2019年6月には、当該事業を早期に拡大し、確固たる収益基盤を形成することを目的に、最大約100億円の調達となる第三者割当による新株式発行及び第6回新株予約権の発行を決議しました。また、多角化した事業セグメントをベースにしつつ、グループ横断での商品戦略策定・商品開発機能を強化すべく、2019年9月には商品戦略本部を新設しました。
当第3四半期連結累計期間の業績に関しては、インバウンド事業において客単価の下落により減収となったものの、昨年4月に子会社化したシャディ株式会社の売上高が寄与したことに加え、中国市場向けの貿易・グローバルEC事業の売上高が順調に拡大したこと等により、連結売上高は94,768百万円(前年同期比17.9%増)となりました。一方、損益面に関しては、生活ファッション事業における物流拠点の統廃合などを中心にした構造改革と新規マーケティング費用の投入などによる一時的な販売管理コストの増加等により、営業損失が2,783百万円(前年同期は1,438百万円の損失)、経常損失が3,012百万円(前年同期は1,054百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3,765百万円(前年同期は355百万円の損失)となりました。
なお、シャディ株式会社については、中元期(6月~7月)および歳暮期(11月~12月)の4ヶ月における売上高が年間売上高の約50%と、大きな比率を占めています。この為、各四半期の業績には季節変動があります。
2019/11/14 16:30