店舗運営面につきましては、新規出店の抑制と不採算店舗の退店を推進しながらも、「①会員制度の進化、②教室運営の拡大、③システム面の刷新、④美観修繕の実施」を重点目標として定め、収益向上に繋げるべく取り組んでおります。①会員制度の進化につきましては専門の部署を立上げ、サブスクリプション型の決済システムの導入や新たな会員特典の追加について検討を進めております。手芸専門店の有効会員数は前事業年度末の1,461千名から、当第1四半期会計期間末は1,466千名と微増です。店舗の実績に応じた成果報酬制度を導入することで、入会獲得者数の向上に努めております。②教室運営の拡大につきましても専門部署を立上げるとともに、新しい生活様式に合わせた非接触型のWeb講習会を確立するべく、一部店舗でのトライアルを進めております。③システム面の刷新につきましては、お客様の利便性改善のため、実店舗と通販の基幹システムを統合するプラットフォーム開発に着手しており、2021年7月の稼働を目指しております。④美観修繕の実施につきましては、老朽化が目立つ路面店24店舗の修繕を実施することを決定しました。また、内装や什器設備まで変更する大規模な改装を5店舗で計画し、これからのクラフトハートトーカイにおけるスタンダードな姿(モデル店)を構築します。徹底してお客様視点にこだわるため、担当責任者に女性を登用し、清潔感があり明るいイメージで女性が気軽に入りやすい店舗づくりに向けて始動しました。
商品区分別では、生地部門の売上高が前年同四半期比で77.0%増と好調でした。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で販売が好調だった、手作りマスクセットの販売数は33,633セット(前年同四半期比798.8%増)と変わらず好調ではありましたが、第60期第3四半期会計期間のピーク時からは落ち着きつつあります。7月からのレジ袋の有料化にともない、エコバッグセットの販売を強化しており、当第1四半期累計期間では販売数が41,281セットと、マスクのセット販売数を上回り、生地部門の売上増に貢献しております。
生地部門の販売と連動し、和洋裁服飾品部門の売上高が前年同四半期比で23.3%増と好調でしたが、そのうちミシンについては急激に需要が喚起されたことで、品薄状況が続きました。また、前年同四半期累計期間は消費税増税直前にあたり、販売額が一時的に増えていたこともあり、当第1四半期累計期間におけるミシンの売上は、前年同四半期累計期間の売上を上回ることはできませんでした。
2020/11/13 10:03