有価証券報告書-第36期(2025/03/01-2026/02/28)
(2) 戦略
短期、中期及び長期にわたり会社の経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があるサステナビリティ関連のリスク及び機会に対処する取り組みについて、当社グループでは、従前からの取り組み実績や、業界・取引先の取り組み、社会情勢等を踏まえ、社内協議を経て当社グループとしての重点取り組み課題(マテリアリティ)を以下のとおり決定しております。
環境(Environment)
社会(Social)
地域(Region)
ここから導かれるテーマとして次のとおり2つ設定し、これらテーマに沿って課題解決への取り組みを推進いたします。
①循環型社会実現への貢献
リユース業として、脱炭素及び循環型経済(サーキュラーエコノミー)を目指す社会の実現に次のような点で貢献します。
・リユース業を通し、ゲームソフトやCD、DVD、トレカ、本、ホビー等様々な商品の処分に伴うCO2排出量削減に貢献
・取扱商品の多様化により、多くの種類の商品のリユースを推進することで資源の循環的利用を促進
・コミックなどの本、CD、DVD、ゲーム、ホビーなどを買い取り選別して国内外へ販売することで廃棄物の発生抑制に貢献
②地域社会・経済への貢献
人を呼ぶ・人を集める様々なエンターテインメントコンテンツを通し、「地域活性化」「地方創生」への様々な働きかけを行い、ともに経済成長を目指し、社会的包摂の実現や質の高い教育機会の実現に貢献します。
(ⅰ)社会的な包摂の促進
・産官学民と連携してeスポーツ普及活動を実施することで不登校の子供たちや引きこもり、障がいのある人たちの活躍の場を創出。
・店舗で余剰品となり従来廃棄していた商品を提供し障がい者自立支援活動に貢献。
・特定非営利活動法人岡山県社会就労センター協議会「岡山セルプセンター」を通じて、県内障がい者自立支援事業所の商品仕入れ、古本市場での店頭販売を実施。
・障がい者の多機能型事業所を運営する、株式会社ありがとうファームのパートナー企業として、廃棄対象商品を活用した「おもちゃ市」を定期開催。障がい者の所得環境の改善、地域の子どもたち、恵まれない家庭の子どもたちの笑顔を創造するプロジェクトを推進。
(ⅱ)地域活性化への貢献
・岡山県真庭市の小学校再生プロジェクトに参画し、2019年3月に閉校した旧二川小学校にマンガ本10万冊を寄贈し、「ふるいち二川マンガ館」として、地域に愛された学校施設の運営をサポートしている。
・「トキワ荘マンガミュージアム」のある東京都豊島区の商店街との連携事業として、エンタメ商品の原点であるマンガの聖地:トキワ荘マンガミュージアムに隣接した当社店舗を、地域の皆様のご協力のもと出店。2023年度にはコーヒー等の飲料を飲みながら店内の古書を楽しんでいただくことができる「ふるいちトキワ荘通り店『蔵』」をオープン。店内には無料Wi-Fiを完備する等、来店者へのサービスも強化。マンガ文化を全国で発信する「ふるいち」の聖地及び世界に向けた発信拠点として活動に注力し、地域に新たな観光名所が創出され観光客の来訪、地域経済やまちの活性化に貢献している。
・地域・行政・学校と事業者との仲介役を担っており、ビジネスマッチングを実現、地域経済の発展に寄与。
(ⅲ)質の高い教育機会の実現
・日本eスポーツ連合地方支部の一般社団法人岡山県eスポーツ連合のパートナー企業として、県下の高校生を対象とした全国初のeスポーツリーグの大会を支援している。同大会では、競技によるポイントに加え、マナーポイント(減点のみならず加点もあり)も順位に反映されることになっており、大会を通じて、「教育(学び)」「平等・公平」「地方創生」の精神が育まれる機会の創出が期待される。
・中四国最大級の規模となる「OKAYAMA esports Festival2022」を岡山県eスポーツ連合と連携して開催。同団体がスポンサーを務める岡山県高校生eスポーツリーグの関係者や県内の大学生、専門高校岡山ビジネスカレッジの生徒とともに運営を実施。プレー参加だけでなく、裏方を務める学生にも、大会を通じて「教育(学び)」「平等・公平」「地方創生」の精神が育まれる機会を創出。次年度以降も継続して関連イベントのサポートを実施。
・岡山ビジネスカレッジにおいて、中四国専門学校初のeスポーツ専門学科を完全バックアップする超実践カリキュラムの作成、プロプレイヤーによる授業及びeスポーツビジネスやITスキルなどを総合的に学べる環境整備への貢献を目指す。
(ⅳ)地方創生に向けた活動
・eスポーツイベントを単なる競技や体験で終わらせることなく、不登校の子ども達や引きこもりや障がいのある人、養護学校生、高齢者に対象を広げ、フレイル対策や認知症予防、健康増進を目指し、社会的包摂促進を指向。
人的資本・人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおりです。
人的資本への対応
当社では「満足を創る」の経営理念を元に、男女問わず社員一人一人の満足が実現できるよう、人事評価制度や働きやすい環境づくりを通じて、全ての社員へ満足できる環境の実現に努めてまいりました。
まず、人事制度においては、報酬と役割定義を連関させた定義表を設け、社員のモチベーションを向上させる透明性のある制度運用を行っております。当事業年度においては、初任給や既存社員の基本賃金の見直しを行い、より納得感のある報酬設計への転換を行いました。そして、同制度は、より多様な社員が活き活きと働ける環境を実現させるため、2027年3月を目途に改正が予定されており、時代に合わせた見直しを進めております。
次に、育成施策においては、人事ポリシーである『一人ひとりの自律的な成長へのチャレンジが、テイツーの原動力』に基づき、社員の成長を支援するオンデマンド型のe-ラーニング、パート・アルバイトスタッフのステップアップを支援する社員登用制度・契約社員登用制度を導入しており、自発的な成長意欲を会社として受け入れる体制が作られております。2023年からは「店長育成プログラム」と呼ばれる若手向けのクラスアップ支援研修がスタートし、永続的な会社の成長にリンクした施策を継続して実施しております。
そして、働きやすい環境づくりの取組においては、長期に渡って勤務した社員に対して付与される「リフレッシュ休暇」の制度がございます。長期休暇を取ることにより日常の業務活動を離れ、身・心・頭のリフレッシュを図ることが可能です。また、ワークライフバランスの実現として、近年は閉店時間の変更も実施しました。元来24時閉店であった古本市場店舗の営業時間を段階的に縮小し、全店舗22時閉店にまで短縮することが実現しております。加えて、制度面においては、「子の看護休暇」「育児のための時間外労働・深夜業の制限」「育児短時間勤務」の申出期間を「中学校就学始期の到達まで」としており、法定より柔軟性の高い制度を提供し、ワークライフバランスの実現を目指しております。
なお、連結子会社につきましては、業容・人事制度の違いにより、当社グループにおける一律の記載が困難であるため、提出会社のみの内容を記載しております。
短期、中期及び長期にわたり会社の経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があるサステナビリティ関連のリスク及び機会に対処する取り組みについて、当社グループでは、従前からの取り組み実績や、業界・取引先の取り組み、社会情勢等を踏まえ、社内協議を経て当社グループとしての重点取り組み課題(マテリアリティ)を以下のとおり決定しております。
環境(Environment)
| 重点課題(マテリアリティ) | SDGs目標 | |
| 1.脱炭素への取り組み | 7. | エネルギーをみんなに そしてクリーンに |
| 2.エネルギー効率化 | 12. | つくる責任 つかう責任 |
| 3.廃棄物の発生抑制 | 13. | 気候変動に具体的な対策を |
| 15. | 陸の豊かさも守ろう | |
社会(Social)
| 重点課題(マテリアリティ) | SDGs目標 | |
| 1.社会的な包摂の促進 | 1. | 貧困をなくそう |
| 2.質の高い教育機関の創出 | 4. | 質の高い教育をみんなに |
| 3.廃棄物の発生抑制 | 5. | ジェンダー平等を実現しよう |
| 10. | 人や国の不平等をなくそう | |
地域(Region)
| 重点課題(マテリアリティ) | SDGs目標 | |
| 1.地方創生の実現 | 8. | 働きがいも 経済成長も |
| 2.地域活性化への貢献 | 9. | 産業と技術革新の基盤をつくろう |
| 11. | 住み続けられるまちづくりを | |
| 17. | パートナーシップで目標を達成しよう | |
ここから導かれるテーマとして次のとおり2つ設定し、これらテーマに沿って課題解決への取り組みを推進いたします。
①循環型社会実現への貢献
リユース業として、脱炭素及び循環型経済(サーキュラーエコノミー)を目指す社会の実現に次のような点で貢献します。
・リユース業を通し、ゲームソフトやCD、DVD、トレカ、本、ホビー等様々な商品の処分に伴うCO2排出量削減に貢献
・取扱商品の多様化により、多くの種類の商品のリユースを推進することで資源の循環的利用を促進
・コミックなどの本、CD、DVD、ゲーム、ホビーなどを買い取り選別して国内外へ販売することで廃棄物の発生抑制に貢献
②地域社会・経済への貢献
人を呼ぶ・人を集める様々なエンターテインメントコンテンツを通し、「地域活性化」「地方創生」への様々な働きかけを行い、ともに経済成長を目指し、社会的包摂の実現や質の高い教育機会の実現に貢献します。
(ⅰ)社会的な包摂の促進
・産官学民と連携してeスポーツ普及活動を実施することで不登校の子供たちや引きこもり、障がいのある人たちの活躍の場を創出。
・店舗で余剰品となり従来廃棄していた商品を提供し障がい者自立支援活動に貢献。
・特定非営利活動法人岡山県社会就労センター協議会「岡山セルプセンター」を通じて、県内障がい者自立支援事業所の商品仕入れ、古本市場での店頭販売を実施。
・障がい者の多機能型事業所を運営する、株式会社ありがとうファームのパートナー企業として、廃棄対象商品を活用した「おもちゃ市」を定期開催。障がい者の所得環境の改善、地域の子どもたち、恵まれない家庭の子どもたちの笑顔を創造するプロジェクトを推進。
(ⅱ)地域活性化への貢献
・岡山県真庭市の小学校再生プロジェクトに参画し、2019年3月に閉校した旧二川小学校にマンガ本10万冊を寄贈し、「ふるいち二川マンガ館」として、地域に愛された学校施設の運営をサポートしている。
・「トキワ荘マンガミュージアム」のある東京都豊島区の商店街との連携事業として、エンタメ商品の原点であるマンガの聖地:トキワ荘マンガミュージアムに隣接した当社店舗を、地域の皆様のご協力のもと出店。2023年度にはコーヒー等の飲料を飲みながら店内の古書を楽しんでいただくことができる「ふるいちトキワ荘通り店『蔵』」をオープン。店内には無料Wi-Fiを完備する等、来店者へのサービスも強化。マンガ文化を全国で発信する「ふるいち」の聖地及び世界に向けた発信拠点として活動に注力し、地域に新たな観光名所が創出され観光客の来訪、地域経済やまちの活性化に貢献している。
・地域・行政・学校と事業者との仲介役を担っており、ビジネスマッチングを実現、地域経済の発展に寄与。
(ⅲ)質の高い教育機会の実現
・日本eスポーツ連合地方支部の一般社団法人岡山県eスポーツ連合のパートナー企業として、県下の高校生を対象とした全国初のeスポーツリーグの大会を支援している。同大会では、競技によるポイントに加え、マナーポイント(減点のみならず加点もあり)も順位に反映されることになっており、大会を通じて、「教育(学び)」「平等・公平」「地方創生」の精神が育まれる機会の創出が期待される。
・中四国最大級の規模となる「OKAYAMA esports Festival2022」を岡山県eスポーツ連合と連携して開催。同団体がスポンサーを務める岡山県高校生eスポーツリーグの関係者や県内の大学生、専門高校岡山ビジネスカレッジの生徒とともに運営を実施。プレー参加だけでなく、裏方を務める学生にも、大会を通じて「教育(学び)」「平等・公平」「地方創生」の精神が育まれる機会を創出。次年度以降も継続して関連イベントのサポートを実施。
・岡山ビジネスカレッジにおいて、中四国専門学校初のeスポーツ専門学科を完全バックアップする超実践カリキュラムの作成、プロプレイヤーによる授業及びeスポーツビジネスやITスキルなどを総合的に学べる環境整備への貢献を目指す。
(ⅳ)地方創生に向けた活動
・eスポーツイベントを単なる競技や体験で終わらせることなく、不登校の子ども達や引きこもりや障がいのある人、養護学校生、高齢者に対象を広げ、フレイル対策や認知症予防、健康増進を目指し、社会的包摂促進を指向。
人的資本・人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は以下のとおりです。
人的資本への対応
当社では「満足を創る」の経営理念を元に、男女問わず社員一人一人の満足が実現できるよう、人事評価制度や働きやすい環境づくりを通じて、全ての社員へ満足できる環境の実現に努めてまいりました。
まず、人事制度においては、報酬と役割定義を連関させた定義表を設け、社員のモチベーションを向上させる透明性のある制度運用を行っております。当事業年度においては、初任給や既存社員の基本賃金の見直しを行い、より納得感のある報酬設計への転換を行いました。そして、同制度は、より多様な社員が活き活きと働ける環境を実現させるため、2027年3月を目途に改正が予定されており、時代に合わせた見直しを進めております。
次に、育成施策においては、人事ポリシーである『一人ひとりの自律的な成長へのチャレンジが、テイツーの原動力』に基づき、社員の成長を支援するオンデマンド型のe-ラーニング、パート・アルバイトスタッフのステップアップを支援する社員登用制度・契約社員登用制度を導入しており、自発的な成長意欲を会社として受け入れる体制が作られております。2023年からは「店長育成プログラム」と呼ばれる若手向けのクラスアップ支援研修がスタートし、永続的な会社の成長にリンクした施策を継続して実施しております。
そして、働きやすい環境づくりの取組においては、長期に渡って勤務した社員に対して付与される「リフレッシュ休暇」の制度がございます。長期休暇を取ることにより日常の業務活動を離れ、身・心・頭のリフレッシュを図ることが可能です。また、ワークライフバランスの実現として、近年は閉店時間の変更も実施しました。元来24時閉店であった古本市場店舗の営業時間を段階的に縮小し、全店舗22時閉店にまで短縮することが実現しております。加えて、制度面においては、「子の看護休暇」「育児のための時間外労働・深夜業の制限」「育児短時間勤務」の申出期間を「中学校就学始期の到達まで」としており、法定より柔軟性の高い制度を提供し、ワークライフバランスの実現を目指しております。
なお、連結子会社につきましては、業容・人事制度の違いにより、当社グループにおける一律の記載が困難であるため、提出会社のみの内容を記載しております。