有価証券報告書-第108期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/27 15:31
【資料】
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【項目】
179項目

有報資料

以下の記載における将来に関する事項は、当連結会計年度の末日現在において判断したものであります。
(1) 会社の経営の基本方針
当行では、以下の経営理念に基づく健全経営に徹するとともに、地域のリーディングバンクという誇りと使命感を持ち、<ひろぎんグループ>の総合力を発揮して、お客さまや地域社会、株主、市場、従事者など全てのステークホルダー(=当行の経営活動により影響を受けるあらゆる関係者)からの真の信頼を勝ち取ることを目指します。
[経営理念]
〈経営ビジョン〉
地域社会との強い信頼関係で結ばれた、頼りがいのある<ひろぎんグループ>を構築する
〈行動規範〉
ひろぎんグループは、5つの行動規範に基づく健全経営に徹します
1. 地域社会と共に歩み、その発展に積極的に貢献します
2. お客さまのご満足とご安心の向上に取組みます
3. 企業価値の持続的な向上に努めます
4. 明るく働きがいのある企業をつくります
5. 高いレベルのコンプライアンスを実践します
(2) 中長期的な会社の経営戦略
当行は、2017年4月から「中期計画2017」(2017年度~2021年度)をスタートさせております。 「中期計画2017」では、以下の基本方針、スローガンを掲げ、「真にお客さまのためになる金融商品・サービスを提供」することで「お客さまの成長・発展に貢献」し、「お客さまと共に成長」し安定的な収益を確保する「好循環の創造」を実現してまいります。
[基本方針]
1.お客さまニーズを起点とした付加価値営業の実践に基づく収益構造の改革
2.働き方改革の推進とチャレンジ精神に溢れる組織風土の醸成
3.地方創生への積極的なコミット
[スローガン]
地域のお客さまと共に成長を続ける『総合金融サービスグループ』を目指す!
~真のファースト・コール・バンクグループとなるために~
(3) 目標とする経営指標
「中期計画2017」では、計画最終年度である2021年度において達成すべき経営目標として、次の指標を掲げております。
「中期計画2017」における2021年度目標
親会社株主に帰属する当期純利益300億円以上
連結ROE6%程度
総預り資産残高(平残)(ひろぎん証券含む)10兆円以上
非金利収入比率(ひろぎん証券含む)40%以上
連結自己資本比率10%以上
コアOHR50%台

(4) 経営環境
2018年度のわが国経済は、世界経済が緩やかに拡大する中、輸出や生産活動が底堅く推移しました。また、雇用・所得環境の改善を背景に、個人消費が持ち直したほか、設備投資が堅調を持続し、全体として緩やかな回復基調が続きました。ただし、年度後半は、米中貿易摩擦や中国経済の減速、英国のEU離脱問題等による世界経済へのマイナス影響が懸念されるなど、先行きの不透明感が強まりました。
当地方の経済は、「平成30年7月豪雨」の影響から、主力の自動車を中心に輸出や生産活動が一時的に停滞したものの、その後持ち直したほか、設備投資が高水準を維持しました。また、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が底堅く推移したことから、全体として緩やかな回復基調を辿りました。
金融面では、日本銀行によるマイナス金利政策が維持される中、短期金利、長期金利ともに0%近傍で推移しました。
(5) 対処すべき課題
現状の地域金融機関を取り巻く経営環境は、人口や事業所数の減少に加え、低金利環境の長期化や異業種による銀行業への参入など、これまで経験したことがないほどの厳しい状況が続いております。また、ICTの進展に伴い、お客さまの行動が急速に変化しており、預金や貸出金を中心とした従来のビジネスモデルは大きな転換期を迎えております。
このような状況を踏まえ、当行は地域社会とのリレーションを一層深化させるとともに、以下の課題に対する取組みを進めることで、地域のお客さまと共に成長を続ける「総合金融サービスグループ」を目指してまいります。
① マーケットインの徹底
お客さまとの強固なリレーションに基づく徹底したマーケットインを実践する中で、グループ経営をより一層強化し、付加価値の高い総合ソリューションの提供に努めるとともに、他業態との連携等を活用した新たなビジネス創出に取り組んでまいります。
② デジタライゼーションへの対応
当行の強みである「地域における信用力」などを活用した新たなデジタルサービスの創出や新技術を活用した既存サービス等の抜本的な見直しに向けた取組みを一層強化してまいります。
③ 働き方改革の実践及び人財育成の強化
既存業務の見直しや業務プロセスの効率化を通じて生産性の向上を図るとともに、従事者一人ひとりが自らのワークライフバランスを実現できる職場環境を構築してまいります。また、働きがいやモチベーションの向上を通じてマーケットインが実践できる人財を育成してまいります。加えて、高度な専門性を有した人財を採用するなど、多様な人財がその特長を最大限に活かし活躍できる組織を醸成してまいります。
④ リスクガバナンスの高度化
マネー・ローンダリング対策等の金融犯罪未然防止を含むコンプライアンス・リスクへ厳格に対応するなど、グループ会社一体となったリスクガバナンスの高度化を進めてまいります。
⑤ SDGs/ESGへの取組み
持続可能な社会の実現に向けてSDGsやESG課題へ積極的に対応してまいります。
2019年度は、「中期計画2017」(5ヵ年計画)の3年目となります。これらの取組みを通じて、中期計画の達成に向けた筋道を立てるとともに、将来に亘ってすべてのステークホルダーから信頼される、頼りがいのある<ひろぎんグループ>を構築してまいります。

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