半期報告書-第21期(2025/04/01-2026/03/31)
有報資料
前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある新たな事項または重要な変更として当社が認識しているものは以下のとおりです。
本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、別段の記載のない限り、本半期報告書提出日現在において判断したものです。
なお、以下の見出しに付された項目番号は、前事業年度の有価証券報告書における「第一部 企業情報 第2 事業の状況 3 事業等のリスク」の項目番号に対応または新規に追加するものです。
当社は、各種のリスクシナリオが顕在化した場合の影響度と蓋然性に基づき、その重要性を判定しており、今後約1年間で最も注意すべきリスク事象をトップリスクとして特定しております。2025年9月の当社リスク管理委員会において特定されたトップリスクのうち、主要なものは以下のとおりです。当社では、トップリスクを特定することで、それに対しあらかじめ必要な対策を講じて可能な範囲でリスクを制御するとともに、リスクが顕在化した場合にも機動的な対応が可能となるように管理を行っております。また、経営層を交えてトップリスクに関し議論することで、リスク認識を共有した上で実効的対策を講じるように努めております。
主要なトップリスク
| リスク事象 | リスクシナリオ(例) |
| 資本余力 / 収益力低下 | ・グローバルに金利が上昇した場合の債券評価損の拡大等による財務運営への影響、および調達コストの増加等による収益力の低下。 |
| グローバルビジネスの拡大に伴うリスク(含む海外グループ会社管理) | ・買収・出資・資本提携等が当社の想定通り進展せず、結果として、買収・ 出資・資本提携等に際して取得した株式や買収・出資・資本提携等により 生じたのれん等の無形固定資産の価値が毀損。 |
| 外貨流動性リスク | ・市況悪化による外貨流動性の枯渇またはコストの大幅な増加。 |
| ITリスク | ・サイバー攻撃による顧客情報の流出、サービス停止および評判悪化等。 ・システム障害発生による補償費用支払および評判悪化等。 |
| 外的要因(感染症・地震・水害・テロ等)に関するリスク | ・感染症、自然災害、紛争・テロ・国家間対立やこれに起因する経済制裁等の外的要因による、当社の業務の全部または一部への障害および対応費用増加。 |
| サードパーティリスク | ・委託先のセキュリティ対策不足による顧客情報や機密データの漏洩等。 ・自然災害や感染症等を受けた委託先の業務停止に伴う、当社におけるサービス停止や遅延等。 |
| 気候変動に関するリスク | ・気候変動に関するリスクへの対応や開示が不十分であると見做されること による当社の企業価値の毀損。 ・投融資先への影響を通じた、当社および当社が顧客から管理・運用を委託 された資金の投融資ポートフォリオ管理・運営への影響。 |
(注)リスク事象:2025年9月の当社リスク管理委員会での調査審議を経て、取締役会に報告されたものの一例です。一般的に起こり得る事象で、当社固有でない情報も含まれます。
8.オペレーショナルリスク(内部管理上の問題や外部要因により損失が発生するリスク)
(7)サードパーティに関するリスク
当社は、国内外において様々な金融業務やその付随業務を行っており、各種金融サービスの提供、システムの構築、メンテナンス、その他の業務の一部について、外部事業者やサービス提供者(サードパーティ)のサービスやシステムを使用し、また業務の一部をサードパーティに委託しております。急速なデジタル化の進展を背景に、サードパーティへの依存度が高まる中、当社は、外部委託管理規則等に沿って、サードパーティのリスク評価やモニタリングを実施し、サードパーティに係るリスクの適切な管理に努めております。しかし、これらの対策にもかかわらず、サードパーティへのサイバー攻撃、サードパーティによる情報漏洩やデータの不正利用や法令等への抵触の問題、不正行為などにより、結果として当社の信頼が損なわれる可能性、当社が行政処分の対象となる可能性、ならびにこれらの事象に対応するための追加費用等が発生する可能性があるほか、サードパーティのシステム障害や自然災害等に起因するサービスの停止や遅延により、当社の業務に支障が生じる可能性があります。