有価証券報告書-第108期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/26 10:37
【資料】
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【項目】
145項目

有報資料


(1) 会社の経営の基本方針
当行は、「地域社会に奉仕し、顧客に信頼され親しまれる第三銀行」「逞しい活力と豊かな創造力を持ち、着実
に発展する第三銀行」「個性を活かし、明るい魅力ある職場をつくる第三銀行」を経営理念として掲げ、株主様、お客様、地域の皆様をはじめとする社会から強く支持される経営の実践に努めております。
(2) 目標とする経営指標
当行は、平成27年度より「新世紀第2次中期経営計画“ジャンプ アップ!”~お客様とともに~飛躍のステー
ジver.2」(平成27年度~平成29年度)をスタートさせており、収益力の強化を最大のテーマと位置付けたうえ
で、預金・貸出金の増強、コンサルティング機能の発揮、業務の効率化などに取組むことにより目標の達成を目指
しております。
最終年度となる平成29年度の計数目標(単体)は以下のとおりであります。
項 目目 標
収益項目当期純益35億円以上
ボリューム項目預金期中平均残高1兆7,700億円以上(※)
貸出金期中平均残高1兆2,600億円以上
ビジネスマッチング成約件数計画期間累計240件
渉外担当者等増員数計画期間中70名

(※)預金期中平均残高の目標は、日本銀行による金融緩和政策の長期化など経営環境の変化に対応した最適な
調達を機動的に行うため、当初目標1兆8,100億円以上から1兆7,700億円以上に変更しております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
「新世紀第2次中期経営計画」では、中長期的に予想される人口減少、少子高齢化など社会構造の変化を踏まえ
たうえで、4つの基本方針「営業力と地域サポート力の向上」「健全性と信頼度の向上」「お客様利便性とCSの
向上」「人材力と活力の向上」を定め、全員営業の実践や業務プロセス改革の推進による営業パワーの拡充のほ
か、渉外体制の見直しによる営業力強化等により、収益力の強化に取組んでまいります。
(4) 会社の対処すべき課題
地域経済は、少子高齢化や人口減少が進みつつあり、経済規模の縮小や地域間格差の拡大が懸念されておりま
す。また、日本銀行の新たな金融政策の枠組みとして「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」の導入により、長
期金利は引き続き低位で推移していることに加え、金融機関間の競争がますます激化するなど、私ども地域金融機
関を取り巻く経営環境は、一段と厳しさを増しております。
こうした中、当行では、最終年度を迎えた「新世紀第2次中期経営計画“ジャンプ アップ!”~お客様ととも
に~飛躍のステージver.2」において、収益力の強化を最大のテーマと位置づけしたうえで、ビジョンとして
「ネットワークで地域の未来を切り拓く銀行」を掲げ、当行の有する店舗ネットワーク、人的ネットワーク、情報
ネットワークなど、あらゆるネットワークを各地域の商流に活用することにより、地域の皆様の成長・発展をサ
ポートし、地域経済の発展に貢献することを目指しております。
具体的には、新たに再編した営業本部の体制のもと、地域の市場特性等を踏まえたきめ細かい地域別営業戦略を
策定・推進するとともに、本部・営業店間の緊密な連携を通じて、様々なライフステージにある中小規模事業者等
の皆様の事業内容や成長可能性などを適切に評価(事業性評価)したうえで、これらを踏まえたソリューション営
業の推進など、コンサルティング機能を最大限発揮することにより、より密接で安定的な取引基盤の確立・強化を
図ってまいります。
加えて、企業ニーズ等の収集・蓄積を行い、当行のネットワークに流れる情報の質と量の向上を図ることで、お
客さまの販路拡大など本業支援に係る取組強化を通じて、地域経済の発展に貢献してまいります。
地域の個人のお客さまに対しては、営業チャネルやサービス内容をさらに拡充し、ライフサイクルに応じた様々
なニーズに的確に対応してまいります。
さらに、本部人員の見直しや業務の合理化による営業人員の創出など、業務プロセス改革(BPR)の積極的な
推進により、経営リソースの再配分を実施してまいります。
こうした取組みにより、銀行全体の営業力をさらに底上げすることで収益力を強化し、「新世紀第2次中期経営
計画」のビジョンである「ネットワークで地域の未来を切り拓く銀行」の着実な実現を図ってまいります。
また、平成29年2月28日に締結した株式会社三重銀行との経営統合検討に関する基本合意に基づき、統合の相乗
効果を発揮することにより、三重県、愛知県及び近接地域における経済活性化の実現に向けて地域との信頼関係を
更に強化し、お客さまから愛され、お客さま、地域とともに成長する金融グループを目指し、平成29年9月の経営
統合に関する最終合意、平成30年4月の持株会社設立に向けて準備を進めてまいります。
今後とも、役職員一同総力を結集して、ますます多様化・高度化するお客様のニーズに的確に対応できるよう
取組んでまいります。
第三銀行グループといたしましても、積極的に業務の見直しを行うなどグループ全体の効率化を図るとともに、より質の高いサービスの提供を目指し、地域経済の発展にグループの総力を結集していく所存です。

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