有価証券報告書-第75期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 10:49
【資料】
PDFをみる
【項目】
96項目
(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、フィービジネス事業、ファイナンス事業、債権管理回収事業を三本柱とした金融サービス事業を行っています。ファイナンス事業は、主に事業会社を対象として1年内の短期の不動産担保ローン等を扱っていますが、現状、新規貸付は行っていません。債権管理回収事業は、金融機関等から不良債権を買い取り、1~2年内に回収する方針で取組んでいます。これら金融資産の運用に対しては、自己資金のほか、銀行等からその資金を調達しており、運用と調達の期間対応に留意しています。フィービジネス事業は、事業会社等の資産流動化ニーズに対し、アレンジメントサービス、アセット・マネジメントサービスを提供していますが、手数料収入が主となるので、基本的には金融商品は発生しません。ただし、案件のストラクチャーによっては当社が投融資を行う場合があります。
当社グループでは、デリバティブ取引は行っていません。
(2) 金融商品の内容およびそのリスク
当社グループが保有する金融資産は、主として国内の事業会社に対する営業貸付金およびサービシングに係る買取債権です。営業貸付金は、貸付先の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。買取債権は、不良債権が主であり、すでに信用リスクが顕在化した債権をデューデリジェンスを行った上で買い取っていますが、想定した価額で回収できないリスクがあります。フィービジネス事業では、匿名組合出資が該当します。当該出資金は投資有価証券に含まれますが、市場性がないために流動性リスクがあります。
金融負債としては長期借入金がありますが、特定先からの調達であることから流動性リスクがあるといえます。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
当社グループにとって、金融商品に係るリスクで重要なものは信用リスクとなります。
信用リスクの管理に関しては、営業貸付金のうち不動産担保ローンについては、業務マニュアルや審査会規定等に従い、個別案件ごとに、案件事業計画と担保不動産の妥当性、信用情報管理、問題化した債権への対応など融資案件の採上げから回収までの与信管理に関する態勢を整備し運営しています。これらの与信管理は営業部の融資セクションほか審査部、さらに取締役を加えた審査会において行われており、与信管理の状況は、定期的に取締役会に報告されています。また、長期借入金は特定先からの調達であることから流動性リスクがあるといえますが、担保や返済ルール面で万全を期した対応で、当該リスクの回避に努めています。
なお、当社グループは、為替取引やデリバティブ取引は行っておらず、市場価格のある重要な投資有価証券の保有もありません。また、長期借入金は固定金利です。以上から、現状では市場リスクの影響を受ける重要な金融商品はなく、リスク変動への感応度も低いことから市場リスクに関する定量的分析は行っていません。また、このような現状から「金融商品の時価等の開示に関する適用指針」第18項のノンバンクには該当しないものと判断しています。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価等について、補足すべき事項はありません。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については次のとおりです。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めていません((注2)参照のこと) 。
前連結会計年度(平成25年3月31日)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価
(百万円)
差額
(百万円)
(1) 現金及び預金393393
(2) 営業貸付金および共同事業立替金55
買取債権1,666
貸倒引当金△1,056
665665
(3) 投資有価証券
その他有価証券99
(4) 固定化営業債権55
貸倒引当金△55
資産計1,0681,068

当連結会計年度(平成26年3月31日)
連結貸借対照表
計上額(百万円)
時価
(百万円)
差額
(百万円)
(1) 現金及び預金476476
(2) 買取債権1,813
貸倒引当金△1,020
793793
資産計1,0681,068
(1) 1年内返済予定の長期借入金120120
(2) 長期借入金8080
負債計200200

(注1) 金融商品の時価の算定方法および有価証券に関する事項
資産
(1) 現金及び預金
預金はすべて短期であり、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。
(2) 買取債権
不良債権が主であり、すでにリスクが顕在化した債権をデューデリジェンスを行った上で買い取っていることから、基本的には時価は帳簿価額と近似しているので当該帳簿価額によっていますが、買取後数年を経てもなお回収不能の債権については貸倒見積高を算定しているため、時価は当連結会計年度末における連結貸借対照表価額から貸倒引当金を控除した金額に近似しており、当該価額をもって時価としています。
負債
(1) 1年内返済予定の長期借入金、(2) 長期借入金
短期間で決済されるため時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。
(注2) 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:百万円)
区分平成25年3月31日平成26年3月31日
出資金28920

出資金については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから時価開示の対象としていません。
(注3) 金銭債権および満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年3月31日)
1年以内
(百万円)
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超5年以内
(百万円)
現金及び預金393
営業貸付金および共同事業立替金55
買取債権 ※
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの265
固定化営業債権 ※
714
※ 買取債権1,666百万円および固定化営業債権55百万円は償還予定額が見込めないため含めていません。

当連結会計年度(平成26年3月31日)
1年以内
(百万円)
1年超2年以内
(百万円)
2年超3年以内
(百万円)
3年超5年以内
(百万円)
現金及び預金476
買取債権 ※
投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの10
47610
※ 買取債権1,813百万円は償還予定額が見込めないため含めていません。

(注4) 社債、長期借入金、リース債務およびその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
借入金等明細表に記載しています。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。