しかしながら、先般の中国での株式バブル崩壊、ギリシャでの債務危機に火が噴き、金融市場はこの二大危機に大きく揺さぶられました。その対応として矢継ぎ早の株価対策で上海株暴落には一定の歯止めがかかり、欧州もギリシャへの支援再開を決定したことで、危機は収束したかのように見えましたが、その後、世界経済のけん引役だった中国経済が想像以上に悪化し、しかも米国の早期利上げ観測からくる新興国の金融市場のショック等から、世界中の市場に連鎖的に動揺が広まり、底値が見えない状況で推移しました。
当社においてもその余波を受け、想定外の世界同時株安とアベノミクスの金融政策の頭打ちによる影響から、当社主力の金価格の値動きも下落基調で相場の盛り上がりに欠け、さらに8月下旬に発生した急激な為替相場の変動によって、顧客全般の投資意欲を低下させ、売買高が予想より大幅に伸び悩み、当第2四半期累計期間における商品先物取引売買高は291千枚(前年同期比9.7%減)となりました。また、FX取引にかかるカバー先との取引において為替差損が生じたことで約340百万円の損失を計上し、営業利益に大きく影響を与えることとなりました。
この結果、平成28年3月期第2四半期累計期間の営業収益は2,745百万円(前年同期比1.0%減)、営業損失は786百万円(前年同期は399百万円の損失)、経常損失は827百万円(前年同期は336百万円の損失)、四半期純損失は843百万円(前年同期は859百万円の損失)となりました。
2015/11/13 15:01