このような環境の中、当社グループでは、引き続きお客様のニーズに即した魅力的な住宅造りに邁進するとともに、事業拡大に向けた人材確保・育成を推進してまいりました。
戸建事業のうち主力の戸建分譲では、販売棟数の拡大と在庫状況の改善を目指し、分譲用地の仕入についてはより厳選して行っており、仕入棟数は減少する状況となっております。また、施工体制の強化のために、継続的な協力業者の新規開拓、工程管理の強化や工事監督職の人員配置の見直しなどの取り組みを進めており、完成棟数は前年同期より増加いたしました。一方、販売面では、住宅需要の弱さや緊急事態宣言期間における不動産仲介業者の営業自粛の影響などにより成約棟数が伸び悩む傾向がみられ、第2四半期連結累計期間までは販売棟数が前年同期を下回って推移し、完成在庫が増加する要因の一つとなっておりましたが、在庫状況の改善を目指し、滞留期間の長い完成在庫は販売価格の見直しなどにより積極的な販売促進を行ったことで、当第3四半期連結累計期間の販売棟数は1,009棟(うち、戸建住宅 922棟、土地分譲 87区画)(前年同期比 0.4%増)と、前年同期とほぼ同水準の実績となりました。しかしながら、住宅需要に即した販売価格への見直しを行うことにより売上高と収益性が低下する要因となっており、戸建分譲における売上総利益率は前年同期の16.6%に対し、当第3四半期連結累計期間は13.4%と3.2ポイント低下いたしております。現在の厳しい景気動向や事業環境に対応するためには、在庫状況を改善することで健全な財務体質の維持と収益性の回復につなげていくことが重要となるため、今後も、厳選した分譲用地の仕入、施工体制の強化や顧客ニーズに即した魅力的な住宅造りに注力するとともに、完成在庫の削減に取り組んでまいります。注文住宅の請負工事においては、消費増税後の住宅需要の落ち込みや建築コストの上昇に伴う収益性の低下などに対応するべく、営業力の強化と収益性の改善に取り組んでまいりましたが、連結子会社であるアオイ建設株式会社において大規模開発地での販売が一段落したこともあり、当第3四半期連結累計期間における販売棟数は64棟(同 36.6%減)にとどまる実績となりました。
マンション事業では、賃貸用不動産の取得や建築などを推進し、賃貸による安定的な収益の確保と経営の強化を進めております。当第3四半期連結累計期間におきましては、賃貸用不動産1物件と賃貸用不動産の建築用地1物件の新規取得を行っております。
2020/09/11 15:38