当社グループの属する不動産業界におきましては、継続する低金利で良好な資金調達環境を背景に、不動産市場への資金流入はいまだ継続しており取引も拡大していることから、不動産市況は概ね順調に推移しております。しかしながら、住宅需要につきましては横ばい、新設住宅着工戸数も微減で推移する中、競合他社との販売競争は厳しく、また消費者マインドは持ち直しているものの、実質消費支出は微減となるなど、今後の状況につきましては不透明な状況となっております。
このような事業環境の下、当社グループは、継続して中長期的な成長に向けた事業展開を推進いたしました。関西、福岡、中部エリアにおける、既存事業の収益力向上を図ると共に、6事業分野のシナジー効果を発揮して、新たな事業領域への進出を図ってまいります。当第3四半期連結累計期間では、基幹事業である不動産仲介事業において、既存店の実績が堅調に推移したことに加えて、平成29年6月に実施いたしました不動産仲介事業を中核とする株式会社アイデムホームの完全子会社化も相俟って、仲介件数が大幅に増加したことなどにより、売上高につきましては前年同期比増となりました。利益面では、新築戸建分譲事業における競合他社との販売競争は依然として厳しい状況にあるものの、プロジェクトの厳選により適正な利潤の確保が行えております。また、前述の株式会社アイデムホームの完全子会社化に伴い販売管理費が増加しておりますが、前期より継続して実施しておりますコスト削減活動の効果もあって営業利益以下各段階利益につきましては、前期を大きく上回る結果となりました。
以上の結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高5,097百万円(前年同四半期比8.7%増)、営業利益186百万円(前年同四半期比333.2%増)、経常利益156百万円(前年同四半期は、経常利益11百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益79百万円(前年同四半期は、親会社株主に帰属する四半期純損失11百万円)となりました。
2017/11/14 11:07