当社グループの当連結会計年度の経営成績は、各事業部門が精力的に営業活動を展開し、営業収益は11,810,581千円(前年同期比9.5%増)となり、営業費は12,029,402千円(前年同期比9.6%増)となった結果、営業損失は218,820千円、営業外損益を加減した経常損失は384,960千円となった。これに工事負担金等受入額1,399,964千円と補助金377,778千円を含む特別利益1,978,311千円と固定資産圧縮損908,677千円と減損損失135,174千円及び固定資産除却損129,172千円を含む特別損失1,186,446千円を加減した結果、税金等調整前当期純利益は406,904千円となり、法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額並びに少数株主利益を加減した147,673千円が当期純利益(前年同期は当期純利益310,295千円)となった。
財政状態では、現金及び預金が前連結会計年度に比べ145,981千円の減少、工事負担金等受入額の増加等による未収金が948,027千円増加、新黒部駅建設事業の完成による未成工事支出金が111,265千円減少、有形固定資産は富山市内用地の取得により土地が869,620千円増加、新造バス、中古バス購入及び軌道超低床車両1編成新造等により機械装置及び運搬具は238,670千円増加している。また、投資その他の資産は、前連結会計年度に比べ389,123千円増加している。この主な要因は、保有する上場株式評価が前連結会計年度に比べ345,193千円増加したこと等である。この結果、資産は24,293,624千円となり前年同期に比べ1,987,604千円増加となった。一方、負債については支払手形及び買掛金が637,157千円増加している。この主な要因は、建設事業部門の公共工事が大幅に増加したこと等による。借入金は200,742千円減少し、リース債務は288,258千円増加している。この主な要因は、運輸事業部門の新造バス、中古バスの資金調達をリースで賄い、設備資金の安定化と経費削減を図っている。未払金は497,562千円増加している。この主な要因は、運輸事業部門の軌道線富山駅南北接続工事費と軌道超低床車両1編成新造費等である。前受金は568,171千円減少しているが、この主な要因は、運輸事業部門の新黒部駅竣工と軌道線富山駅南北接続竣工等である。長期前受工事負担金の346,825千円計上は新幹線乗り入れによる電鉄富山駅連立立体交差事業費である。また、退職給付会計改正に伴う退職給付に係る負債を2,655,290千円を計上した結果、負債総額は15,689,701千円となり、前年同期に比べ1,750,094千円増加した。また、当期純利益が前年同期に比べ162,622千円減少となり、退職給付会計基準等の適用による利益剰余金を加減した結果、純資産は8,603,922千円となり前年同期に比べ237,509千円の増加となった。
なお、セグメント別の分析は、「第2[事業の状況]1[業績等の概要](1)業績」の項目に記載している。
2015/06/29 9:07