当中間連結会計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善等により緩やかな回復傾向が見られるものの、物価の高騰や変動の大きな為替相場等が影響し、不透明な経済状況が続いております。愛媛県内の経済においても、観光需要や個人消費に持ち直しの動きが見られましたが、2024年8月8日の「南海トラフ地震臨時情報発令」に伴い県内主要宿泊施設にもキャンセルが相次ぎ、自然災害等による売上急減というリスクがまたも顕在化いたしました。
このような状況のもと、当社グループは人材不足を背景にバス路線や運行便数の見直しを行い運行効率を高めるとともに、アフターコロナを見据えた経営管理体制の見直し方針の下で全般的な費用の削減に取り組みました。前中間連結会計期間と比較すると売上高は増加しているものの、コロナ禍前の水準を下回る状況が続いております。当中間連結会計期間の売上高は、1,592百万円となり前中間連結会計期間に比べ171百万円(12.0%)の増収となりました。経費面では売上高に比例する手数料等が増加したものの営業損失は169百万円(前年同期は327百万円の営業損失)となり前年同期に比し158百万円営業赤字が減少いたしました。経常損失は受取配当金の増加や支払利息の増加等から186百万円となりました(前年同期は341百万円の経常損失)。特別損益等を加減した親会社株主に帰属する中間純損失は176百万円となりました(前年同期は340百万円の親会社株主に帰属する中間純損失)。なお、当社グループの売上高のうち、一般乗合旅客自動車運送事業における路線維持補助金は補助金交付額が確定する下半期に計上しており、連結会計年度の上半期の売上高と下半期の売上高との間に著しい相違があり、上半期と下半期の経営成績に季節的変動があります。
当中間連結会計期間末における当社グループの財政状態は以下のとおりであります。当中間連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末に比べ366百万円減少し4,863百万円となりました。これは主に、現金及び預金が357百万円、未収入金が122百万円それぞれ減少したこと等によるものです。当中間連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ193百万円減少し5,109百万円となりました。これは主に、長期借入金が176百万円減少したこと等によるものです。当中間連結会計期間末の純資産合計は前連結会計年度末に比べ173百万円減少し△246百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する中間純損失が176百万円あったこと等によるものです。
2024/12/27 9:00