有価証券報告書-第76期(平成30年5月1日-平成31年4月30日)

【提出】
2019/07/29 9:06
【資料】
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【項目】
137項目

金融商品関係

(金融商品関係)
1 金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、資金調達については主に銀行からの借入によっております。デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
受取手形及び営業未収入金、並びに長期貸付金に係る信用リスクについては、取引先ごとに期日及び残高を管理し、回収懸念の早期把握や軽減を図っております。また、投資有価証券は株式であり、上場株式については市場価格の変動リスクに晒されておりますが、毎月時価の把握を行っております。
営業債務である支払手形及び営業未払金は、1年以内の支払期日であります。また、借入金、社債及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に運転資金及び設備投資に必要な資金の調達を目的としたものであります。
デリバティブ取引は、支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。また、デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限などを定めた社内ルールに従い、資金担当部門が決裁者の承認を得て行っております。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「会計方針に関する事項」に記載されている「重要なヘッジ会計の方法」をご覧下さい。
資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)については、資金繰り計画を作成・更新し、手許流動性の維持等により流動性リスクを管理しております。
(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。
2 金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりません((注2)を参照ください。)。
前連結会計年度(2018年4月30日)(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金1,042,6341,042,634-
(2) 受取手形及び営業未収入金9,944,9409,944,940-
(3) 投資有価証券
その他有価証券2,376,9712,376,971-
(4) 長期貸付金(1年内含む)2,379
貸倒引当金(※1)△2,374
55-
資産計13,364,55113,364,551-
(1) 支払手形及び営業未払金6,850,3366,850,336-
(2) 短期借入金1,170,0001,170,000-
(3) 社債(1年内含む)390,000391,0641,064
(4) 長期借入金(1年内含む)8,489,4178,500,09810,681
(5) リース債務(1年内含む)2,134,6452,144,6039,957
負債計19,034,39819,056,10221,703
デリバティブ取引---

(※1) 長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
当連結会計年度(2019年4月30日)(単位:千円)
連結貸借対照表計上額時価差額
(1) 現金及び預金1,212,4591,212,459-
(2) 受取手形及び営業未収入金9,663,7689,663,768-
(3) 投資有価証券
その他有価証券1,997,1621,997,162-
(4) 長期貸付金(1年内含む)1,884
貸倒引当金(※1)△1,884
---
資産計12,873,39012,873,390-
(1) 支払手形及び営業未払金6,275,1736,275,173-
(2) 短期借入金1,290,0001,290,000-
(3) 社債(1年内含む)630,000624,013△5,986
(4) 長期借入金(1年内含む)8,535,5408,542,1546,614
(5) リース債務(1年内含む)2,321,9912,331,8139,821
負債計19,052,70419,063,15410,450

(※1) 長期貸付金に個別に計上している貸倒引当金を控除しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1) 現金及び預金、並びに(2)受取手形及び営業未収入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
また、保有目的ごとの有価証券に関する注記事項については、「有価証券関係」注記を参照ください。
(4) 長期貸付金
長期貸付金の貸倒引当金控除後の時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
負 債
(1) 支払手形及び営業未払金、並びに(2)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 社債、(4) 長期借入金、(5)リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を、新規に同様の発行、借入、リース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。変動金利による長期借入金は金利スワップの特例処理の対象とされており、当該金利スワップと一体として処理された元利金の合計額を、同様の借入を行った場合に適用される合理的に見積られる利率で割り引いて算定する方法によっております。
デリバティブ取引
「デリバティブ取引関係」注記を参照ください。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の連結貸借対照表計上額
(単位:千円)
区分2018年4月30日2019年4月30日
非上場株式282,337282,337

上記については、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3)満期のある金銭債権の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(2018年4月30日)(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金1,042,634---
受取手形及び営業未収入金9,944,940---
長期貸付金(1年内含む)52,374--
合計10,987,5792,374--

当連結会計年度(2019年4月30日)(単位:千円)
1年以内1年超
5年以内
5年超
10年以内
10年超
現金及び預金1,212,459---
受取手形及び営業未収入金9,663,768---
長期貸付金(1年内含む)-1,884--
合計10,876,2281,884--

(注4)社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(2018年4月30日)(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金1,170,000-----
社債(1年内含む)260,000130,000----
長期借入金(1年内含む)2,807,1732,381,8681,750,1141,056,027334,840159,395
リース債務(1年内含む)737,578546,451374,853307,777165,9961,987
合計4,974,7513,058,3192,124,9671,363,804500,836161,382

当連結会計年度(2019年4月30日)(単位:千円)
1年以内1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
短期借入金1,290,000-----
社債(1年内含む)130,000---500,000-
長期借入金(1年内含む)3,016,5522,378,5031,684,906963,224367,964124,391
リース債務(1年内含む)747,861577,732512,364363,857120,175-
合計5,184,4132,956,2352,197,2701,327,081988,139124,391