有価証券報告書-第18期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 9:50
【資料】
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【項目】
153項目

有報資料

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営方針
高速道路は、人々の生活に深く根ざし、永く将来にわたり我が国の文化・産業の発展に寄与する重要な社会基盤です。当社グループは、安全で安心・快適にご利用いただけるサービスを24時間365日提供するため、「安全性向上に向けた不断の取組みの深化」「高速道路の機能強化と広くお客さまに利用される高速道路空間への進化」「デジタル化や脱炭素化などの環境変化に適応した新たな価値創造への挑戦」「お客さまをはじめとするステークホルダーの期待に応え続けるための経営基盤の強化」の4点を令和7年度までの経営方針としたうえで、事業を進めていきます。
(2) 中長期的な経営戦略、経営環境並びに事業上及び財務上の対処すべき課題
当社グループを取り巻く事業環境が急速に変化する中で、社会経済に大きな影響を与えている新型コロナウイルス感染症拡大を契機として急速に進展したデジタル技術の活用、CASE(Connected:コネクテッド、Autonomous:自動化、Shared & Service:シェアリング/サービス、Electric:電動化)やMaaS(Mobility as a Service:サービスとしての移動)等の新しい時代の交通システムに対応していくための新技術・新サービスの導入、脱炭素社会の進展を見据えた事業活動を通じた環境保全等、民営化20年、更にその先の変化を見据えながら、当社グループが進むべき方向性を社内外に明確に示した「経営計画チャレンジⅤ(ファイブ) 2021-2025」を策定しました。当社の社会的使命である「企業理念・私たちの役割」をより高いレベルで実現するため、次の4点を令和7年度までの経営方針とし、その推進に向けて着実に業務に取り組むとともに、更なる高みを目指して挑戦し続けていきます。
Ⅰ 安全性向上に向けた不断の取組みの深化
「安全性向上3カ年計画」を継承した「安全性向上への「5つの取組み方針」」は、高速道路の構造物に加え、安全文化の醸成も含む幅広い“安全”に対応するものです。“安全”は当社グループにおける企業経営の根幹であり、すべての経営方針につながるものであるため、経営方針の最上位に位置づけています。
・安全性向上への「5つの取組み方針」
1.安全を最優先とする企業文化の醸成
2.安全活動の推進
3.安全を支える人財の育成
4.道路構造物等の経年劣化や潜在的リスクに対応した業務プロセスの継続的改善
5.安全性向上に向けた着実かつ効率的な事業の推進
Ⅱ 高速道路の機能強化と広くお客さまに利用される高速道路空間への進化
高速道路の新規開通、4車線・6車線化、構造物の老朽化への対応や激甚化・頻発化する自然災害への対応を着実に実施することで、お客さまに安全で安心・快適な高速道路空間をお届けするとともに、“移動”だけでなく幅広くご利用いただける高速道路空間へと進化させていきます。
Ⅲ デジタル化や脱炭素化などの環境変化に適応した新たな価値創造への挑戦
デジタル社会や脱炭素社会の進展等の環境変化を見据え、当社グループの技術やノウハウをもとに、お客さまや地域社会等ステークホルダーの皆さまとの協働を通じて、新たな価値の創造に挑戦します。更に、事業活動を通じてCO2削減等の環境保全に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献します。
Ⅳ お客さまをはじめとするステークホルダーの期待に応え続けるための経営基盤の強化
当社グループのあらゆる活動を支える経営基盤を強化していくため、多様な働き方の実現や環境変化への感度が高く強い現場力を持つ人財の育成、コーポレート・ガバナンスの充実、デジタル化の推進等による生産性の向上、情報発信の拡充や地域との交流による事業理解の促進等に取り組みます。そして、これらの取組みを通じてステークホルダーの皆さまの期待に応えます。
また、ステークホルダーの皆さまからの期待をESG(環境・社会・ガバナンス)の3つの側面で当社グループにおけるCSR活動の「重点テーマ」として次のとおり特定しています。この「重点テーマ」を確実に経営計画に反映し、CSRと事業活動を一元的に推進することで、社会課題の解決に貢献し、SDGsの実現に寄与していきます。
・CSR活動の「重点テーマ」
1.社会
・安全・安心で持続可能な社会基盤の構築
・持続可能な都市や地域コミュニティの発展への支援
2.環境
・地球温暖化の抑制と地域環境への配慮
3.ガバナンス
・社会から信頼されるガバナンス・内部統制の強化

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