当連結会計年度の収入面は、電気事業の火力発電所利用率の低下(当社個別:75%→67%)により火力の販売電力量は大幅に減少しましたが、電力販売価格が上昇したことや卸電力取引市場等から調達した電力の販売が増加したこと等により、売上高(営業収益)は前連結会計年度に対し19.3%増加の1兆846億円となりました。営業外収益は、持分法投資利益の増加等により、前連結会計年度に対し100.7%増加の225億円となり、経常収益は前連結会計年度に対し20.3%増加の1兆1,071億円となりました。
一方、費用面は、退職給付費用の減少はあったものの、電気事業の他社購入電源費や火力の燃料費及び定期点検等修繕費の増加等により、営業費用は前連結会計年度に対し20.0%増加の9,976億円となりました。営業外費用は為替差損の計上等により、前連結会計年度に対し30.5%増加の366億円となり、経常費用は前連結会計年度に対し20.3%増加の1兆342億円となりました。
この結果、経常利益は前連結会計年度に対し19.6%増加の728億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等の税金費用が減少したこと等により、前連結会計年度に対し212.4%増加の696億円となりました。
2022/06/29 15:09