当事業年度の売上高は、本舘が稼働したことにより第3四半期までは前事業年度から大幅に増加しましたが、第4四半期の後半に新型コロナウイルス感染症の拡大懸念から新規の需要が急速に縮小し前事業年度に比べ62.9%増加の11,504百万円となりました。営業利益は、売上高の増加による売上総利益の増加に加え、前事業年度に新本舘リオープン準備費用を計上したため相対的に販売費及び一般管理費が減少したため、前事業年度から2,975百万円改善して148百万円となりました。また、経常利益は、前事業年度から2,905百万円改善して69百万円となりました。当期純利益は、前事業年度に本舘敷地一部売却により6,196百万円を特別利益に計上したことなどにより相対的に減少して108百万円(前事業年度は2,023百万円)となりました。営業利益および経常利益の良化は、前事業年度に計上した新本舘リオープン準備費用に加え、継続的な原価管理の徹底や調理・接客における効率的な現場オペレーションの確立による変動人件費率の圧縮などのコスト管理の高度化施策が寄与したものと認識しております。
総資産は前事業年度末に比べて2,936百万円減少し25,391百万円となりました。また、負債は短期借入金や1年内返済予定の長期借入金などの流動負債が減少し、前事業年度末に比べて2,751百万円減少し、16,132百万円となりました。これら総資産および負債の減少は、本舘建替え工事のため調達した資金のリファイナンスに際して有利子負債を有価証券や未収入金などの債権を原資に圧縮したことが主因であります。純資産は投資有価証券の時価の下落により評価差額金が減少したことが主因で前事業年度末に比べ184百万円減少し、9,258百万円となりました。これらの結果、自己資本比率は前事業年度末に比べて3.1ポイント増加して36.5%となりました。また、流動比率は前事業年度末に比べて128.1ポイント増加して173.1%となりました。いずれの安全性評価指標の良化は有利子負債の圧縮によるものであり、予定された水準内であると判断しております。
②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
2020/06/26 14:23