半期報告書-第61期(平成29年10月1日-平成30年9月30日)

【提出】
2018/06/22 11:31
【資料】
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【項目】
49項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国の経済は、政府の経済政策により、企業収益や雇用情勢は改善が進み、個人消費はまだ伸び悩みがみられるものの穏やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国の経済・金融政策の影響、北朝鮮情勢等先行き不透明な状況が続いております。
ゴルフ業界におきましては、ゴルファーの高齢化によるプレー回数の減少や低料金化に歯止めがかからず、顧客獲得競争が激化しており、厳しい状況が続いております。
当社におきましても、プレーヤーの高齢化に伴う来場回数の減少や秋季の長雨や冬季の寒波等の天候不良の影響により集客活動は厳しい状況にありましたが、サービスの向上を図り、各コンペ企画や諸料金の見直しを実施し、当中間会計期間の業績は、増員・増収となりました。しかしながら利益は、10月発生の台風被害による災害損失の影響により減少となりました。
来場者数は33,191人と前年同期比80人増加(0.2%増)、営業収益は448百万円と前年同期10百万円増加(2.3%増)し、前年同期を上回る業績となりました。
一方、営業費用面は、集客施策に伴う人材派遣費や誘致費用等の増加の結果、454百万円と前年同期より15百万円増加(3.4%増)となりました。この結果、営業損失は5百万円(前年同期比4百万円増加)、経常損失は4百万円(前年同期比3百万円増加)、法人税等の計上により中間純損失は、10百万円(前年同期比5百万円増加)となりました。
なお、当中間会計期間より、固定資産に係る圧縮記帳に関して、会計方針の変更を行っており、遡及処理後の数値で前年同期比較を行っております。(以下「7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」においても同じ。)
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業キャッシュ・フローが31百万円となったこと及び長・短期借入れによる収入220百万円、長・短借入金の返済による支出196百万円、社債の償還による支出12百万円等により、前事業年度末と比較して、4百万円増加の105百万円(前事業年度末100百万円)となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの原因は、次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果得た資金は31百万円(前年同期比35.7%減)となりました。
これは、主として減価償却費36百万円等が計上されたこと等によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果使用した資金は15百万円(前年同期比40.7%減)となりました。
これは、定期預金預入れによる支出7百万円と有形固定資産の取得による支出7百万円によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果使用した資金は11百万円(前年同期は1百万円の取得)となりました。
これは、長・短期借入れによる収入220百万円があったこと並びに、長・短期借入金の返済による支出196百万円及び社債の償還による支出12百万円等があったことによるものであります。