(1)業績
当中間会計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢に改善がみられるなど緩やかな回復基調が続いておりますが、海外での政治経済の見通し不安などから、依然先行きが不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界におきましても、少子高齢化によるゴルフ人口の減少やプレー料金の低価格化傾向等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような情勢のもと当社では、良好なコースコンディションの向上、お客様の立場に立った接客接遇サービスに努めるとともに、優待券の発行、魅力的なオープンコンペ企画を中心に来場者および収益の確保に努めてまいりました。
当社の当中間会計期間の来場者は、前年同期より222人多い24,396人(前年同期比0.9%増)となり、営業収益は、264,543千円(前年同期比0.9%減)となりました。
一方、費用につきましては、営業費用150,158千円(前年同期比2.9%減)、販売費及び一般管理費は108,707千円(前年同期比0.1%増)となりました。
これらの結果、当中間会計期間の業績は、営業利益5,677千円(前年同期比59.7%増)、経常利益8,715千円(前年同期比16.0%増)、中間純利益6,113千円(前年同期比38.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間会計期間末に比べ273,261千円減少し、176,015千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は32,054千円(前年同期比0.5%減)となりました。これは主に非資金である減価償却費22,203千円を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は48,086千円(前年同期は250,119千円獲得)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出29,536千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は118,210千円(前年同期は1,862千円使用)となりました。これは主に会員預り金の返還による支出117,500千円によるものであります。