半期報告書-第51期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2014/12/24 11:22
【資料】
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【項目】
45項目

業績等の概要

(1)業績
当中間会計期間におけるわが国経済は、政府の各種経済政策を背景に企業収益や個人消費に改善の動きがみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で円安による原材料価格の上昇、消費税増税に伴う消費マインドの減退懸念により、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
ゴルフ場業界においても、少子高齢化によるゴルフ人口の減少やプレー料金の低価格化傾向等により厳しい経営環境が続いております。
このような情勢のもとで当社では、「お客様がまた来たくなるゴルフ場として選ばれる会社を目指す」を経営方針に掲げ、良好なコースコンディションを保ち、お客様の視点に立った接客接遇サービスに努めてまいりました。また、平日のコンペ誘致、魅力あるオープンコンペの開催、従業員全員での集客により収益確保を図りました。
当社の当中間会計期間の来場者は、前年同期より619人多い23,300人(前年同期比2.7%増)となりました。営業収益は、266,170千円(前年同期比1.2%増)となりました。
一方、費用につきましては、営業費用157,756千円(前年同期比1.9%増)、販売費及び一般管理費は105,356千円(前年同期比0.1%減)となりました。
これらの結果、当中間会計期間の業績は、営業利益3,057千円(前年同期比9.0%増)、経常利益6,752千円(前年同期比12.0%増)、中間純利益3,846千円(前年同期比85.8%増)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当中間会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前中間会計期間末に比べ45,247千円増加し、115,615千円となりました。
当中間会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は38,981千円(前年同期比26.0%減)となりました。これは主に非資金である減価償却費24,991千円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は32,212千円(前年同期比51.9%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出12,212千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は前年同様1,862千円となりました。これはリース債務の返済による支出によるものであります。