当中間会計期間における我が国経済を見ると、中国経済の減速が大きく影響し輸出・生産面で厳しい状況にあります。一方、一部企業においては収益の回復がみられ、ガソリン価格の値下がりや雇用環境の改善、訪日観光客の消費による下支え等もあり、国内景気はやや回復基調となりました。個人消費については、持ち直しの動きが見られた一方、所得水準の伸び悩み、原材料の高騰に伴う物価上昇への懸念等から、節約志向とともに選別消費の傾向が一層強まる状況となりました。
ゴルフ場業界においても、来場者はある程度確保できておりますが、個人のレジャー志向の多様化によるプレー人口の低迷、プレーフィーの低料金化傾向など経営環境は一段と厳しさを増しております。また、高齢化に伴うゴルフ人口の減少リスクは近い将来の課題としてクローズアップされております。このような状況下、当クラブは当期においてもコースコンディションの整備に一層注力し、顧客サービスの充実に鋭意取り組むとともに、貸し切りコンペの招致、各種優待券の配布など、積極的な営業施策を実施致しました。入会促進キャンペーンによる会員活性化は顕著であるものの、9月の大型台風17号によりコースクローズを余儀なくされ300名以上の予約を滅失したこともあり、来場者数は26,407名と前期より100名減少致しました。売上高については、来場者の減少により前年同期間比3,210千円減収の319,278千円となりました。営業費用及び一般管理費につきましては、夏季節電対策など引き続き支出の削減に努め、前年同期間比28,496千円減少となる423,265千円となりました。以上の結果、営業損失は103,986千円となり、前年同期比25,286千円改善致しました。また営業外収益は名義変更料収入が寄与し53,407千円を計上しましたので、経常損失は50,579千円(前年同期比で19,407千円の改善)となり中間純損失は53,648千円(前年同期比で20,729千円の改善)となりました。なお、当社はゴルフ場単一の事業であり、事業別の業績はありません。
(2) キャッシュ・フローの状況
2015/12/18 13:41