このような状況下、当社はグループを挙げてお客様との関係強化及び取引の深耕を図っております。PLM分野につきましては、自動車業界における地域に密着した研究開発体制の世界規模での強化を受け、データベース利用技術の開発やコンピューターによる予測及び解析といった専門性の高い領域でのシステム構築が増加いたしました。HPC分野につきましては、官公庁向けの受注環境は引き続き厳しい状況にありますが、大学や研究機関、大規模工場などを中心に最先端のテクノロジーの導入を求める案件が増えております。以上に加え、国内ではCAEに強みを持つ子会社2社(㈱アルゴシステムサポート及び㈱ISS北海道)の事業を統合し㈱AIS北海道として新たなスタートを切るとともに、海外ではタイにてPLM事業を行うNew System Service社、ベトナムにて同事業を行うNew System Vietnam社を子会社化するなど、当社グループの一段の競争力強化を目的とした施策を実行いたしました。
この結果、当連結会計年度の業績は、HPC関連がやや伸び悩んだものの、CAD及び関連サービスが堅調だったことから売上高は31,189百万円(前期比2.8%減)となりました。利益につきましては、技術者の増員など人件費を中心に販売管理費は増加いたしましたがハードウェア関連売上の利益率改善が寄与し、営業利益は2,279百万円(前期比7.9%増)、一部の持分法適用関連会社の収益が悪化したことに伴い持分法による投資利益は減少したものの手元資金の活用により利息収入が増加し、経常利益は2,536百万円(前期比7.0%増)となりました。当期純利益につきましては、New System Service社の子会社化に伴う特別利益として段階取得に係る差益343百万円を計上したことなどから、1,932百万円(前期比32.1%増)と大幅な増益となりました。
売上高をセグメント別にご説明いたしますと、次のとおりであります。
2015/06/23 10:37