訂正有価証券報告書-第30期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/04/14 16:19
【資料】
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【項目】
163項目
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表及び連結キャッシュ・フロー計算書関係)
当社グループの暗号資産事業について、取引の実態をより適切に表示するとともに、他の暗号資産取引業者との比較可能性に資する観点から、2020年6月12日に一般社団法人日本暗号資産取引業協会が公表した「暗号資産取引業における主要な経理処理例示」を採用したことにより、当連結会計年度において表示方法の変更を行っております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結貸借対照表及び連結キャッシュ・フロー計算書の組替えを行っております。なお、暗号資産事業の受入保証金は、前連結会計年度の連結貸借対照表においては「流動負債」の「証券業等における預り金」に含めて表示しておりましたが、2020年5月1日に金融商品取引法の改正法が施行され、当社の連結子会社が第一種金融商品取引業者の登録を受けたことにより、当連結会計年度において区分管理を開始したため、当連結会計年度より「流動負債」の「証券業等における受入保証金」に含めて表示しております。また、これに伴い、連結キャッシュ・フロー計算書においても、暗号資産事業の受入保証金の増減額は、前連結会計年度においては「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「預り金の増減額」に含めて表示しており、当連結会計年度より「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「受入保証金の増減額」に含めて表示しております。
表示方法の変更及び前連結会計年度の連結貸借対照表と連結キャッシュ・フロー計算書の組替えは以下のとおりであります。
連結貸借対照表
前連結会計年度(2019年12月31日)
(単位:百万円)
変更前変更後
流動資産預り仮想通貨17,404流動資産利用者暗号資産(注1)17,404
流動資産証券業等における短期差入保証金55,052流動資産証券業等における短期差入保証金51,906
流動資産その他(注2)3,145
流動資産その他97,719流動資産自己保有暗号資産(注2)3,781
流動資産その他93,938
流動負債預り仮想通貨17,404流動負債預り暗号資産(注1)17,404

(注)1.勘定科目の名称変更であります。
2.前連結会計年度において、「流動資産」の「証券業等における短期差入保証金」に含めていた、暗号資産の売買等に伴う他の暗号資産取引業者等への一時的な預け金3,145百万円を「流動資産」の「その他」に、また、「流動資産」の「その他」に含めていた、買付により自己が保有する暗号資産3,781百万円を「流動資産」の「自己保有暗号資産」に、それぞれ組替えを行っております。
連結キャッシュ・フロー計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:百万円)
変更前変更後
営業活動による
キャッシュ・フロー
証券業等における差入保証金の増減額(△は増加)2,526営業活動による
キャッシュ・フロー
証券業等における差入保証金の増減額(△は増加)3,882
営業活動による
キャッシュ・フロー
その他△1,355
営業活動による
キャッシュ・フロー
その他△12,315営業活動による
キャッシュ・フロー
自己保有暗号資産の増減額(△は増加)△2,154
営業活動による
キャッシュ・フロー
その他△10,161

(注)前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「証券業等における差入保証金の増減額(△は増加)」に含めていた、暗号資産の売買等に伴う他の暗号資産取引業者等への一時的な預け金の増加額△1,355百万円を「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に、また、「営業活動によるキャッシュフロー」の「その他」に含めていた、買付により自己が保有する暗号資産の増加額△2,154百万円を「営業活動によるキャッシュフロー」の「自己保有暗号資産の増減額(△は増加)」に、それぞれ組替えを行っております。
(連結損益計算書及び連結キャッシュ・フロー計算書関係)
2020年5月1日に施行された改正資金決済法において、「仮想通貨」の名称が「暗号資産」に変更されたことを受け、法令の名称に合わせて以下のとおり表示方法の変更を行なっております。
連結損益計算書
前連結会計年度において、「特別利益」に表示していた「仮想通貨マイニング事業再構築損失戻入益」は、当連結会計年度より「特別利益」の「暗号資産マイニング事業再構築損失戻入益」と表示しております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「仮想通貨マイニング事業再構築損失戻入益」871百万円は、「特別利益」の「暗号資産マイニング事業再構築損失戻入益」871百万円として表示しております。
連結キャッシュ・フロー計算書
前連結会計年度において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「仮想通貨マイニング事業再構築損失戻入益」は、当連結会計年度より「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「暗号資産マイニング事業再構築損失戻入益」と表示しております。 この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「仮想通貨マイニング事業再構築損失戻入益」△871百万円は、「営業活動によるキャッシュ・フロー」の「暗号資産マイニング事業再構築損失戻入益」△871百万円として表示しております。
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、独立掲記していた「営業外収益」の「ポイント失効益」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「ポイント失効益」に表示していた9百万円は、「その他」として組み替えております。
前連結会計年度において、独立掲記していた「営業外費用」の「支払手数料」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「支払手数料」に表示していた82百万円は、「その他」として組み替えております。
前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めていた「投資有価証券売却益」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「その他」に含めていた「投資有価証券売却益」は、「投資有価証券売却益」57百万円として組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸付金の回収による収入」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「貸付金の回収による収入」は、「貸付金の回収による収入」4百万円として組み替えております。
前連結会計年度において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「差入保証金の回収による収入」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「投資活動によるキャッシュ・フロー」の「その他」に含めていた「差入保証金の回収による収入」は、「差入保証金の回収による収入」87百万円として組み替えております。