このような状況のもと、当社グループは、安易な安売り競争に走ることなく、従来通り教育により高い技術を有するスタッフを育成し、質の高いサービスを提供し続けることに重点を置いております。選別消費の傾向が強まるなか、当社がターゲットとする顧客層においては、ヘアケアサービス、ホームケア製品やヘアデザインの再現性を高めるスタイリング製品の購入件数増加など顧客単価は着実に上昇しており、当社グループはサロン運営で培ったノウハウを活かしたプライベートブランド商品を中心に顧客への訴求力を高めております。今後、より収益性を高める上では、商品展開とともにサロンでのリピート回数を増やし顧客として定着する割合を向上させなければなりません。こちらは、従前よりSPC(サービス・プロフィット・チェーン)のフレームワークに基づき、従業員満足度と顧客満足度を同時に高めることにより店舗の収益力を更に向上させるプログラムに取り組んでおり、今後もこれを継続してまいります。そして近年当社グループの新たな取り組みであるメンズ専門ヘアサロンは、既存のモッズ・ヘアサロンに比べ顧客単価は低いものの新たな顧客層の獲得につながっております。本年11月18日には新たにモッズ・ヘアMEN横浜元町店(直営サロン)の出店を予定しており、今後もこのメンズ専門ヘアサロンは直営サロン・BSサロンを問わず需要が高まることが見込まれます。また、業界全体においては美容師の人材不足により大型サロンを維持できず閉店するサロンや後継者不在のため閉店するサロンが増加しております。これは当社のBSサロンにおいても例外ではありません。当社グループのBSサロン運営事業においては、既存BSサロンの健全経営をサポートするとともに、業界を取り巻く環境を見極め戦略的な新規出店を実現することが重要な課題であります。
当第1四半期連結累計期間の売上高につきましては、直営サロン運営事業及びBSサロン運営事業が減収となる一方、ヘアメイク事業及び美容室支援事業が堅調に推移した結果、前年同期に比べ増収となりました。営業利益につきましては、ヘアメイク事業及び美容室支援事業が堅調に推移し増益となりましたが、直営サロン運営事業及びBSサロン運営事業の減益並びに全社費用を補うには至りませんでした。経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましても、営業利益の減益を受けいずれも減益となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高493,664千円(前年同期比1.2%増)、営業利益12,744千円(前年同期比22.3%減)、経常利益12,674千円(前年同期比24.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,909千円(前年同期比47.8%減)となりました。
2019/11/13 15:49