このような経営環境の中、当社は、社会とともに目指す未来像・方向性としてソート(Thought)「Innovating for a Wise Future」を掲げて、付加価値成長による持続可能な発展を目指しております。「工学知」をベースにした有益な技術を社会に普及させることで、より賢慮にみちた未来社会を創出していきたいというソートに込めた思いを実現するため、顧客の信頼にこたえるサービスの品質確保、業務の柱となる新規事業への開発投資と産学・パートナー連携、人材の確保・育成と知財の整備などに継続して取り組んでまいりました。
当第2四半期累計期間においては、当社が10年以上形を変えながら続けているブランディングイベント「KKE Vision 2016」を東京と、今年度新しく支社を開設した福岡にて開催し、当社が長年培ってきた防災や近年力を入れているIoTに関する最新の知見を中心に、より良い社会の実現に向けた様々な取り組みを、ステークホルダーの皆様と共有しました。また、IoT関連ビジネスの一つとして、Wi-Fi接続型電子錠(スマートロック)「RemoteLock」の日本市場での販売及びサービス提供の準備を実施し、平成29年1月にそれらを開始しました。これにより、当社は創業以来建物の安全性に対する技術を提供してきましたが、それに加えて、IoTを活用した建物を含む住環境の快適性、ならびに利便性を向上させるサービスを提供してまいります。
当第2四半期累計期間の当社の業績は、売上高は39億85百万円(前年同期は36億72百万円)、営業損失は7億64百万円(前年同期は4億99百万円の損失)、経常損失は8億13百万円(前年同期は5億29百万円の損失)、四半期純損失は5億75百万円(前年同期は2億86百万円の損失)となり、前年同期と比較して増収減益となりました。その主な要因としては、大型不採算プロジェクトによる影響のリカバリーに時間を要していること及び、マーケティング活動の活性化と将来に向けた投資としての研究開発による販売費及び一般管理費の増加が挙げられます。一方で、受注残高につきましては、前年同期を上回る69億39百万円(前年同期は67億21百万円)を確保しており、年度末に向けて着実に事業活動を行っております。
2017/02/13 15:43