有価証券報告書-第26期(2023/01/01-2023/12/31)

【提出】
2024/03/28 10:01
【資料】
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【項目】
122項目

対処すべき課題

当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グルーブが判断したものであります。
(1)経営方針
当社グループでは、引き続き着実な企業経営を目指し経営資源を集中することにより、事業基盤の安定を目指します。
(2)経営戦略
①医療関連事業における投資
医療法人が所有する不動産価値向上を支援すること。
②子会社の適切な経営管理
子会社の経営管理を適切に実施し、子会社の業績を向上させることで、利益を獲得していきます。
(3)経営環境
当社グループの経営成績はグループ子会社の業績によるところが大きいので、グループ子会社の経営状況を勘案しながら収益活動をする環境にあります。
㈱DAインベストメンツは海外への投資は回収をほぼ完了しましたが、単体業績としては営業損失の状態を解消できずにおります。
㈱LCリアルマネジメントは不動産賃貸事業において遊休地の新たな賃貸による売上増や原価低減の実現により、資金的には親会社の支援がなくとも単独で運営可能となる状況を実現しました。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
連結会計年度において、当社は、経営資源の集中と投資済み案件からの回収を目指した経営指導を子会社に対して行いました。しかしながら㈱DAインベストメンツにおいて、主たる投資先である国内の医療関連事業から投資を回収すべく活動をしましたが、投資回収には進捗がみられませんでした。㈱LCリアルマネジメントにおいても、不動産賃貸事業において、大幅な売上増加を見込むような事業拡大を見込むことは人的、資金的にも難しい状況にあります。
現状のままでは、近い将来、グループ全体の存続が難しい状況に陥ることが見込まれますので、㈱DAインベツトメンツの国内投資の回収等を図ります。
(5)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社の企業集団では、中期的な企業価値向上を目的に、親会社株主に帰属する当期純利益の継続的拡大を経営指標としております。