有価証券報告書-第24期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/28 17:03
【資料】
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【項目】
132項目

有報資料

当連結会計年度の研究開発活動は、先端医療事業において、センダイウイルスベクターの基盤技術・基本特許ならびにiPS細胞作製技術と特許を活用して、遺伝子治療や再生医療等の研究開発を行っています。
遺伝子創薬分野においては、センダイウイルスベクターを用いた新型コロナウイルスワクチンの開発において非臨床試験を実施しています。主要パイプラインである虚血肢治療製剤の臨床開発については、日本で実施中の第Ⅱ相試験の被験者登録が完了しました。また、網膜色素変性治療製剤の臨床開発については、日本で実施中の第I/Ⅱ相試験において被験者登録を進めています。
再生医療分野においては、iPS細胞作製キット「CytoTune®-iPS」の開発・製造販売・事業化を推進しています。CytoTune®-iPSは、センダイウイルスベクターにiPS細胞作製に関わる4つの山中因子(Oct遺伝子、Sox遺伝子、Klf遺伝子、Myc遺伝子)を搭載したiPS細胞作製キットであり、その安全性と作製効率から世界中の研究者から高い評価を得ています。当社グループは、同技術の積極的なライセンス活動を進めており、日本、欧米および中国の製薬企業・バイオベンチャー等に対するライセンス件数が拡大しています。また、iPS細胞作製技術開発に加えて、iPS細胞由来の研究用や治療用の分化細胞作製について、有力な研究機関との共同研究を通じて取り組んでいます。iPS細胞から分化誘導に必要な転写因子を搭載したセンダイウイルスベクターを作製し改良することで、センダイウイルスベクターを用いた標的細胞への分化誘導法の確立を目指しています。
さらに、当連結会計年度においては、センダイウイルスベクターを用いた抗結核菌ワクチンについての特許査定や神経系細胞の作製方法についての特許査定を受けるなど、基盤技術の活用の拡大と事業化を進めています。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は135百万円であります。

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