四半期報告書-第27期第3四半期(平成27年12月1日-平成28年2月29日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年6月1日~平成28年2月29日)におけるわが国の経済は、個人消費が底堅い動きを示すとともに、堅調な企業業績を背景に雇用環境には量的改善から質的改善への変化の兆しが見られ、全体としては緩やかな回復基調にありました。しかしながら、海外では地政学リスクが高まっており、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気減速、原油価格の下落とともに引き続き国内景気を押し下げるリスク要因となっております。
このような環境のもと、当社グループは、当社の主たる事業であるオークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、新規事業のエネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設の販売に集中的に取り組み、もう一つの新規事業である医療機関向け支援事業では、新たに医療ツーリズムの分野に進出することを決定し、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。
セグメントの業績は次のとおりです。
当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、従来の「再生可能エネルギー関連事業」から「エネルギー関連事業」へ事業名称を変更しております。
①オークション関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高2,597,846千円(前年同期間比7.1%減)、売上高686,210千円(前年同期間比4.4%減)、セグメント損失40,035千円(前年同期間は110,400千円のセグメント損失)となりましたが、これらの実績値は、第2四半期及び第4四半期にオークションが多く開催されるというオークション関連事業における季節的変動要因を受けたものであり、当連結会計年度の業績予想の範囲内で推移しているものであります。
種別の業績は次のとおりです。
(注)1.取扱高の前年比率と売上高の前年比率のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に当社の売上高を構成する要素であり、当社の在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、合計で21回のオークションを開催しました。内訳は以下のとおりです。
近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags / Jewellery & Watchesオークションを各4回、ワインオークションを2回、西洋美術オークション、戦後美術&コンテンポラリーアートオークション、特別オークションとして木梨憲武オークションを各1回。
主力の近代美術オークションは、前年同期間比で出品点数17.5%減、落札点数12.5%減と減少いたしましたが、平均落札単価は前年同期間比で1.6%増と微増、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で138.6%と高水準で推移いたしました。
近代陶芸オークションは、前年同期間比で出品点数3.7%増、落札点数4.1%増と増加しました。特に当第3四半期連結累計期間においては、古美術を含むオークションを2回開催し、好調であったことから、平均落札単価も前年同期間比で35.0%増と大きく増加、またエスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で140.4%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期間比で出品点数16.4%増、落札点数16.2%増と増加いたしました。平均落札単価は前年同期間比で19.8%増加、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で133.5%と高水準で推移いたしました。
その他オークションでは、ワインオークションが前年同期間の実績を大きく上回り、また戦後美術&コンテンポラリーアートオークションの開催が収益に貢献しましたが、「棟方志功-漆黒の宇宙、紅色のいのち」を開催した前年同期間との比較では、取扱高、売上高は共に減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、当第3四半期連結累計期間も積極的な取り扱いに努めました。その他、貴金属等買取サービスを積極的に行いましたが、前年同期間との比較では、取扱高、売上高ともに減少いたしました。
②エネルギー関連事業
50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、当第3四半期連結累計期間は60基を販売いたしました。1基当たりの売上及び売上原価はともに計画を下回って推移しているものの、利益面に与える影響は少なく、前期から見込んでおりました生産性向上設備投資促進税制の適用を目的とした需要が昨年6月下旬より具体的に出はじめ、昨年7月から対象の太陽光発電設備に経済産業省からの認可が下りはじめて以降、販売数は順調に推移しております。
その他、子会社が保有しておりました穂北太陽光発電所の売却、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期間比200.3%増の1,767,870千円、セグメント利益は、175,524千円(前年同期間は9,400千円のセグメント損失)となりました。
なお、平成28年3月15日に公表いたしました「子会社における債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ」のとおり、当社子会社において売掛債権に回収懸念が生じており、当第3四半期連結累計期間におきまして27,534千円の貸倒引当金繰入額を特別損失に計上いたしました。
③その他
医療機関向け支援事業におきましては、診療報酬債権ファクタリング事業を一旦凍結し、新たに医療周辺事業として、日本を含めたアジアの富裕層に最先端の医療技術やより良い品質の医療サービスを紹介する医療ツーリズムを収益の柱とするべく、高度医療サービスや高度医療健診を提供する医療機関や提携医療機関等との具体的な折衝を行っております。当第3四半期連結会計期間は、香港において孫会社を取得し、香港での中国銀聯カードの決済機能を保有するCoporate Business Network Limitedと当該孫会社との間で業務提携を締結し、新たに合弁会社を設立することといたしました。これは、主に日本の医療サービスを利用する中国・アジアからのインバウンド旅行者の獲得を目的としたものであり、当該合弁会社の設立は、その決済プラットフォームを構築することを目的としたものであります。その他、医療コーディネーター業務や医療通訳養成講座を開始しております。
また、新たな事業として、当第3四半期連結会計期間より損害保険代理業を開始いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期間比で大幅な増収増益を達成いたしました。売上高2,456,618千円(前年同期間比88.0%増、対前年増加額1,149,745千円)、営業利益134,350千円(対前年増加額256,915千円、前年同期間は122,565千円の営業損失)、経常利益115,575千円(対前年増加額246,860千円、前年同期間は131,285千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益33,687千円(対前年増加額131,787千円、前年同期間は98,099千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、3,052,398千円となり、前連結会計年度末と比べ308,363千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少318,697千円、オークション未収入金の減少242,725千円と機械装置及び運搬具の減少271,406千円、商品の増加278,915千円、前渡金の増加228,040千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,412,572千円になり、前連結会計年度末に比べ307,363千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少325,076千円、長期借入金(1年内返済含む)の減少277,764千円と短期借入金の増加239,500千円、役員賞与引当金の増加53,090千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,639,826千円になり、前連結会計年度に比べ1,000千円減少いたしました。その主な内訳は資本金の増加3,714千円、資本剰余金の増加3,714千円と新株予約権の減少5,365千円、自己株式の増加による減少2,125千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年6月1日~平成28年2月29日)におけるわが国の経済は、個人消費が底堅い動きを示すとともに、堅調な企業業績を背景に雇用環境には量的改善から質的改善への変化の兆しが見られ、全体としては緩やかな回復基調にありました。しかしながら、海外では地政学リスクが高まっており、中国をはじめとするアジア新興国や資源国等の景気減速、原油価格の下落とともに引き続き国内景気を押し下げるリスク要因となっております。
このような環境のもと、当社グループは、当社の主たる事業であるオークション関連事業において高額美術品を中心とした優良作品のオークションへの出品及び富裕層を中心とした美術品コレクターのオークションへの参加促進に努めました。また、新規事業のエネルギー関連事業では低圧型太陽光発電施設の販売に集中的に取り組み、もう一つの新規事業である医療機関向け支援事業では、新たに医療ツーリズムの分野に進出することを決定し、グループ全体の安定的な収益の早期確保に向けた体制の構築に努めました。
セグメントの業績は次のとおりです。
当社グループは、当第3四半期連結累計期間において、従来の「再生可能エネルギー関連事業」から「エネルギー関連事業」へ事業名称を変更しております。
①オークション関連事業
当第3四半期連結累計期間は、取扱高2,597,846千円(前年同期間比7.1%減)、売上高686,210千円(前年同期間比4.4%減)、セグメント損失40,035千円(前年同期間は110,400千円のセグメント損失)となりましたが、これらの実績値は、第2四半期及び第4四半期にオークションが多く開催されるというオークション関連事業における季節的変動要因を受けたものであり、当連結会計年度の業績予想の範囲内で推移しているものであります。
種別の業績は次のとおりです。
| 第27期第3四半期連結累計期間 | ||||||||
| 自 平成27年6月1日 至 平成28年2月29日 | ||||||||
| 種 別 | 取扱高 | 前年比 | 売上高 | 前年比 | オークション | オークション | オークション | 落札率 |
| (千円) | (%) | (千円) | (%) | 開催数 | 出品数 | 落札数 | (%) | |
| 近代美術オークション | 1,311,360 | △11.4 | 289,949 | △0.3 | 4 | 468 | 405 | 86.5 |
| 近代陶芸オークション | 250,585 | 39.2 | 51,175 | 11.5 | 4 | 703 | 660 | 93.9 |
| 近代美術PartⅡオークション | 211,370 | 38.9 | 47,672 | 22.4 | 4 | 1,273 | 1,154 | 90.7 |
| その他オークション | 592,841 | △11.0 | 117,605 | △21.7 | 9 | 3,394 | 2,173 | 64.0 |
| オークション事業合計 | 2,366,156 | △4.5 | 506,402 | △3.7 | 21 | 5,838 | 4,392 | 75.2 |
| プライベートセール | 171,327 | △30.8 | 136,259 | △10.1 | ||||
| その他 | 60,362 | △16.1 | 43,547 | 7.9 | ||||
| オークション関連 その他事業合計 | 231,690 | △27.5 | 179,807 | △6.3 | ||||
| オークション関連事業合計 | 2,597,846 | △7.1 | 686,210 | △4.4 | ||||
(注)1.取扱高の前年比率と売上高の前年比率のかい離の大きな要因のひとつに、商品売上高の増減があります。商品売上高は、オークション落札価額に対する手数料収入、カタログ収入、年会費等と同様に当社の売上高を構成する要素であり、当社の在庫商品を販売した場合、その販売価格(オークションでの落札の場合には落札価額)を商品売上高として、売上高に計上することとしております。
2.オークション関連事業の事業構造として、オークションが第2四半期及び第4四半期に多く開催される傾向があるため、四半期連結会計期間別の業績には季節的変動があります。
ⅰ)オークション事業
当第3四半期連結累計期間は、合計で21回のオークションを開催しました。内訳は以下のとおりです。
近代美術オークション、近代陶芸オークション、近代美術PartⅡオークション及びBags / Jewellery & Watchesオークションを各4回、ワインオークションを2回、西洋美術オークション、戦後美術&コンテンポラリーアートオークション、特別オークションとして木梨憲武オークションを各1回。
主力の近代美術オークションは、前年同期間比で出品点数17.5%減、落札点数12.5%減と減少いたしましたが、平均落札単価は前年同期間比で1.6%増と微増、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で138.6%と高水準で推移いたしました。
近代陶芸オークションは、前年同期間比で出品点数3.7%増、落札点数4.1%増と増加しました。特に当第3四半期連結累計期間においては、古美術を含むオークションを2回開催し、好調であったことから、平均落札単価も前年同期間比で35.0%増と大きく増加、またエスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で140.4%と高水準で推移いたしました。
近代美術PartⅡオークションは、前年同期間比で出品点数16.4%増、落札点数16.2%増と増加いたしました。平均落札単価は前年同期間比で19.8%増加、また、エスティメイト下限合計額に対する落札価額の比率も平均で133.5%と高水準で推移いたしました。
その他オークションでは、ワインオークションが前年同期間の実績を大きく上回り、また戦後美術&コンテンポラリーアートオークションの開催が収益に貢献しましたが、「棟方志功-漆黒の宇宙、紅色のいのち」を開催した前年同期間との比較では、取扱高、売上高は共に減少しております。
ⅱ)オークション関連その他事業
プライベートセール部門では、当第3四半期連結累計期間も積極的な取り扱いに努めました。その他、貴金属等買取サービスを積極的に行いましたが、前年同期間との比較では、取扱高、売上高ともに減少いたしました。
②エネルギー関連事業
50kW級の低圧型太陽光発電施設の販売に関しましては、当第3四半期連結累計期間は60基を販売いたしました。1基当たりの売上及び売上原価はともに計画を下回って推移しているものの、利益面に与える影響は少なく、前期から見込んでおりました生産性向上設備投資促進税制の適用を目的とした需要が昨年6月下旬より具体的に出はじめ、昨年7月から対象の太陽光発電設備に経済産業省からの認可が下りはじめて以降、販売数は順調に推移しております。
その他、子会社が保有しておりました穂北太陽光発電所の売却、子会社保有の太陽光発電施設による売電事業等により、当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同期間比200.3%増の1,767,870千円、セグメント利益は、175,524千円(前年同期間は9,400千円のセグメント損失)となりました。
なお、平成28年3月15日に公表いたしました「子会社における債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ」のとおり、当社子会社において売掛債権に回収懸念が生じており、当第3四半期連結累計期間におきまして27,534千円の貸倒引当金繰入額を特別損失に計上いたしました。
③その他
医療機関向け支援事業におきましては、診療報酬債権ファクタリング事業を一旦凍結し、新たに医療周辺事業として、日本を含めたアジアの富裕層に最先端の医療技術やより良い品質の医療サービスを紹介する医療ツーリズムを収益の柱とするべく、高度医療サービスや高度医療健診を提供する医療機関や提携医療機関等との具体的な折衝を行っております。当第3四半期連結会計期間は、香港において孫会社を取得し、香港での中国銀聯カードの決済機能を保有するCoporate Business Network Limitedと当該孫会社との間で業務提携を締結し、新たに合弁会社を設立することといたしました。これは、主に日本の医療サービスを利用する中国・アジアからのインバウンド旅行者の獲得を目的としたものであり、当該合弁会社の設立は、その決済プラットフォームを構築することを目的としたものであります。その他、医療コーディネーター業務や医療通訳養成講座を開始しております。
また、新たな事業として、当第3四半期連結会計期間より損害保険代理業を開始いたしました。
以上により、当第3四半期連結累計期間の業績は、前年同期間比で大幅な増収増益を達成いたしました。売上高2,456,618千円(前年同期間比88.0%増、対前年増加額1,149,745千円)、営業利益134,350千円(対前年増加額256,915千円、前年同期間は122,565千円の営業損失)、経常利益115,575千円(対前年増加額246,860千円、前年同期間は131,285千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益33,687千円(対前年増加額131,787千円、前年同期間は98,099千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
①財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、3,052,398千円となり、前連結会計年度末と比べ308,363千円減少いたしました。その主な内訳は現金及び預金の減少318,697千円、オークション未収入金の減少242,725千円と機械装置及び運搬具の減少271,406千円、商品の増加278,915千円、前渡金の増加228,040千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、1,412,572千円になり、前連結会計年度末に比べ307,363千円減少いたしました。その主な内訳はオークション未払金の減少325,076千円、長期借入金(1年内返済含む)の減少277,764千円と短期借入金の増加239,500千円、役員賞与引当金の増加53,090千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は1,639,826千円になり、前連結会計年度に比べ1,000千円減少いたしました。その主な内訳は資本金の増加3,714千円、資本剰余金の増加3,714千円と新株予約権の減少5,365千円、自己株式の増加による減少2,125千円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。