当業界においては、昨年12月中頃から1月の後半にかけて卸電力市場の取引単価が異常な高騰を見せ、これを利用する新電力事業者や市場価格連動型の受給契約を結んでいる消費者に甚大な影響を及ぼす結果となりました。
このような状況のもと、当社グループの発電事業においては、エフオン壬生が初めての年次点検を実施し約2週間の計画停止を行ったほか、他の3発電所は順調に稼働いたしました。エフオン壬生発電所の稼働により連結全体の売上高は増収となったものの、既存発電所のプレミアム単価がなくなったことで収益に関しては前年同期を下回る結果となりました。新宮発電所は、現在、タービン建屋、復水器、燃料倉庫等の主要な設備が建ち上がり配管や補器類の組付けに進んでおります。稼働に向けた人員の教育を既存発電所において分散して実施し、このため、経費が先行して発生しております。また、各発電所では新型コロナウイルス感染防止に最大限の注意を払い、各発電所の安定的な稼働を推進するため必要な情報の共有や燃料品質の向上に関する新たな取組み、所内電力の低減を含め、さらなるノウハウの研鑽に継続して注力しております。新宮発電所で将来使用する燃料の確保は、和歌山県産材を中心に原木の状態での確保を実施し、新たな仕入先の拡充に順次取組んでいるほか、山林事業との協業を進める上で必要となる林地の取得を鋭意推進中であります。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高9,956百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益2,058百万円(前年同期比10.8%減)、経常利益1,937百万円(前年同期比12.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,347百万円(前年同期比1.4%増)となりました。
2021/05/11 15:24