そのような景気動向の中、当社グループが主にかかわる法人ICT(*1)関連市場では、企業及び官公庁のITサービスの利用拡大を背景としたインターネットトラフィック(*2)の継続増加、インターネット上の脅威に対抗するセキュリティ関連サービスの重要性の高まり、クラウドコンピューティング(*3)関連サービスの順次普及、それらサービスを総合的に利用するIoT(*4)の実用化の進展等により、今後も信頼性の高いネットワークシステムへの需要増加が継続していくものと想定しております。
このような市場環境の中、当社グループの当第2四半期連結累計期間におきましては、月額売上の牽引等により、総売上高は109,054百万円、営業利益は9,304百万円といずれも期初想定を上回り、特に営業利益は前年同期比77.6%増と大幅に伸長いたしました。上半期の総売上高及び営業利益の進捗を勘案し、通期業績見通しを修正するとともに、中間配当及び期末配当予定について期初公表の増配額を更に増加することといたしました。ネットワークサービス分野におきましては、基盤となる「IPサービス(*5)」を始め、各種セキュリティ関連サービス等の自社開発サービス群が売上増を牽引いたしました。モバイル関連サービスでは、4月に提供開始の「ギガプラン(*6)」による販売単価低下等での減収影響があるものの、個人向け回線数は四半期毎に純増基調へと回帰し、法人向けIoT関連モバイルサービス売上高は継続した案件需要により順調に伸長いたしました。システムインテグレーション分野では、システム構築の受注は活況で、システム構築の売上高及び受注額は各々前年同期比18.8%増及び24.4%増と伸長いたしました。システム運用保守売上高も、クラウドコンピューティング関連サービスの継続伸長もあり前年同期比14.3%増と順調に伸長いたしました。
当第2四半期連結累計期間における業績結果につきまして、総売上高は、前年同期比7.3%増の109,054百万円(前年同期 101,665百万円)となりました。法人向けインターネット接続サービス、アウトソーシングサービス、WANサービス及びシステムインテグレーション(含む機器販売)の売上高が増加したものの、調達コスト低減に応じたモバイル関連サービスの減収があり、総売上高の増収率は低水準となりました。売上原価は前年同期比2.1%増の85,969百万円(前年同期 84,210百万円)となり、売上総利益は前年同期比32.3%増の23,085百万円(前年同期 17,455百万円)となりました。内訳といたしまして、ネットワークサービスの売上高は前年同期比2.1%増の63,436百万円(前年同期 62,104百万円)、売上総利益は前年同期比36.7%増の16,682百万円(前年同期 12,208百万円)となりました。システムインテグレーションの売上高は前年同期比15.8%増の44,209百万円(前年同期 38,167百万円)、売上総利益は前年同期比22.9%増の5,869百万円(前年同期 4,777百万円)となりました。そのうち、4月に買収し完全子会社化した、シンガポールの PTC SYSTEM (S) PTE LTD(以下、「PTC」という。)の売上高は3,641百万円、売上総利益は319百万円でありました。ATM運営事業の売上高は前年同期比1.0%増の1,409百万円(前年同期 1,394百万円)、売上総利益は前年同期比13.5%増の534百万円(前年同期 470百万円)となりました。販売管理費等(販売費及び一般管理費、その他の収益及びその他の費用の合計)は前年同期比12.8%増の13,781百万円(前年同期 12,216百万円)となりました。当第2四半期連結累計期間の営業利益は、前年同期比77.6%増の9,304百万円(前年同期 5,239百万円)となりました。税引前四半期利益は、ファンドに係る金融資産評価益の増加等もあり、前年同期比133.6%増の10,432百万円(前年同期 4,466百万円)となり、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期比148.8%増の6,892百万円(前年同期 2,770百万円)となりました。
2021/11/15 10:17