そのような中、売上高に関しましては、第一の成長エンジンはほぼ当初計画通りの売上高となり前期比11.2%増となりました。なかでも、VoXT事業部において働き方改革の施策の一つとしてITを活用した業務効率化の取り組み等から、音声認識技術を活用した議事録作成や文字起こし需要が高まり、大幅に増収しました。また、CTI事業部においては、オペレーターの応対品質や業務効率化に対して人工知能や音声認識技術を活用するニーズが高まり、当社が常にコールセンター業界で音声認識ソリューションをリードし実績を残してきたことが評価され、導入社数が増え増収しました。一方、第二の成長エンジンについては、前期比16.3%増と増収したものの当初計画に対して大幅な未達となりました。特に連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)において、タイ大手通信事業者であるTrue グループとの合弁会社True Voice Campany Limited(タイ王国)による新規顧客の獲得に苦戦し、計画していた事業展開が遅延したため当初計画を大幅に下回りました。また連結子会社の株式会社グラモにおきましても、当初見込んでいた大型案件の一部において、納入時期の見直し等から売上計上時期が後ろ倒しになり、当初計画を下回りました。よって、当社グループ全体での売上高は2,581百万円(対前年比12.6%増)となりました。
損益に関しましては、営業利益について、売上総利益率および販売管理費を当初計画通りにコントロールした結果、第一の成長エンジンで収益改善が進んだものの、第二の成長エンジンで売上高が大幅に未達した影響から黒字化を実現することができませんでした。また、経常利益および当期純利益につきましては、設定した為替レートから円安になったために、想定していた為替差損が大幅に縮小しました。
これらの結果、当連結会計年度の売上高は2,581百万円(前年同期は売上高2,291百万円)、営業損失77百万円(前年同期は営業損失267百万円)、経常損失118百万円(前年同期は経常損失297百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は103百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失175百万円)となりました。
2017/07/21 11:54