有価証券報告書-第31期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 16:55
【資料】
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【項目】
143項目
(重要な会計上の見積り)
(固定資産の減損)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
前事業年度当事業年度
減損損失-千円-千円
有形固定資産274,225千円247,618千円
無形固定資産93,941千円56,848千円

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 金額の算出方法
当社は、事業の種類を基準にグルーピングを実施しており、減損の兆候がある資産又は資産グループについて、割引前将来キャッシュ・フローの総額と帳簿価額を比較し、減損損失を認識すべきであると判定した場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失を計上しております。
なお、当社は、2期連続で営業赤字を計上していることを踏まえ、当社の固定資産に対して減損の兆候を識別していますが、割引前将来キャッシュ・フローが固定資産の帳簿価額を上回ることから、減損損失は計上しておりません。
② 重要な会計上の見積りに用いた主要な仮定
将来キャッシュ・フローは、取締役会により承認された事業計画を基礎として算定しており、当該事業計画を構成する売上予測、販管費予測は、過去の趨勢、予定している施策とその効果に関する仮定等に基づき策定しております。また、当社においては、事業持株会社であることを踏まえ、来期以降、子会社からロイヤリティを受領することを意思決定しており、当該ロイヤリティについて、その算定の基礎となる指標が主要な仮定であり、子会社の事業計画に基づき見積っております。
③ 重要な会計上の見積りが翌事業年度以降の財務諸表に与える影響
予定している施策が実行できなかった場合や、想定した効果が発現しなかった場合、子会社の実績が計画から乖離した場合等、将来キャッシュ・フローの見積りと実績に乖離が生じた場合、翌事業年度以降の財務諸表において、当社が保有する固定資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
(非上場株式の評価)
(1) 当事業年度の財務諸表に計上した金額
前事業年度当事業年度
投資有価証券評価損40,191千円-千円
投資有価証券206,952千円277,817千円


(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
連結財務諸表「注記事項(重要な会計上の見積り)(非上場株式の評価)」に同一の内容を記載しているため、注記を省略しております。