有価証券報告書-第35期(2024/04/01-2025/03/31)
③ 戦略
当社グループでは、気候変動に関する今後の戦略についてRCP(代表的濃度シナリオ)及びSSP(共通社会経済シナリオ)をベースに以下のようなシナリオ分析を行いました。
当社グループでは、気候変動に関する今後の戦略についてRCP(代表的濃度シナリオ)及びSSP(共通社会経済シナリオ)をベースに以下のようなシナリオ分析を行いました。
| 事業セグメント | リスク | 機会 | |
| 移行リスク | 全般 | ・CO2排出量規制の強化及び炭素税増額による経済活動に与えるリスク ・プラスチック素材使用規制による代替素材高騰、不足のリスク ・気候変動に対応した商品開発への投資負担増加のリスク ・エネルギー資源の高騰による消費財の需要低下のリスク | ・自然環境の変化に伴い、新しい領域における消費財やサービスに対する個人需要の増加 ・サスティナビリティの対策としての新しい公共財及び公共サービスの需要の拡大 |
| コスメ事業 | ・気温上昇に対応した商品開発へのシフトの遅れによる機会損失の発生 | ・気温上昇に対応した新商品の開発による販売機会の拡大 | |
| ビューティ & ウエルネス事業 | ・自然環境の変化に伴う社会的需要の変化から生じる在庫リスクや投資リスク | ・自然環境の変化に伴う新たな消費財についてニーズの発生と市場の拡大 | |
| 再生医療関連事業 | ・生産過程における電力コスト等の高騰による製造原価の上昇 | ・自然環境変化による感染症の増加に対する新しい医療方法及び医薬品の開発に伴う再生医療分野のニーズの増加 | |
| サスティナブル事業 | ・海洋温度の上昇による近海の養殖産業がダメージを受けることによる市場の減少 | ・CO2削減についての世界的ニーズの一層の増加に対する効果的なソリューションの提供 | |
| マーケット・ エクスパンション事業 | ・低炭素社会における新しい市場ニーズについて対応の遅れとそれに伴うクライアントの喪失 | ・低炭素社会移行に伴う新しい商品や役務の発生による新たな市場の発生 | |
| AI・テクノロジー事業 | ・生産過程における電力コスト等の高騰による製造原価の上昇 | ・電力生産における原子力発電の依存が増加することに伴う放射線測定装置需要の拡大 | |
| インベストメント事業 | ・低炭素社会実現のために再生エネルギー業界への参入者が増加することによって生じる業者間競争の激化とそれに伴う電力市場価格の低下 | ・低炭素社会移行における、再生エネルギー市場の一層の拡大 |