その他、『UCARO®』をデータのプラットフォームとして各事業領域をつなぐハブに育成するとともに、外部接点強化やサービス拡張等により保有するデータ量・種類の拡大を目指しております。今後も同サービスを軸とした成長戦略により、データビジネスによる新たな価値の創造を継続してまいります。
業績面では、前第2四半期連結会計期間に譲受した人材育成サポート事業や新規受託大学の工事進行基準売上計上等により、売上高は964,661千円(前年同四半期比 5.0%増)となりました。減価償却費の増加や研究開発費の発生があったものの、退職給付費用の減少等により、営業損失は138,647千円(前年同四半期は営業損失195,415千円)となりました。また、受取配当金の増加があった一方で保険解約返戻金の減少等により、経常損失は120,816千円(同 経常損失176,217千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は89,452千円(同 親会社株主に帰属する四半期純損失128,068千円)となりました。
当社グループの事業は、大学入試業務等をはじめとした利益が第4四半期連結会計期間にかけて増加する傾向にあるため、第1四半期連結累計期間の売上高は相対的に少なくなる傾向にあります。しかし、人件費等の固定費は四半期ごとに変動する性質ではないため、結果として、第1四半期連結累計期間の利益が、他の四半期に比べ極めて低い水準にとどまり、例年第3四半期まで損益はマイナスでありますが、通期では当該マイナスは解消されております。
2023/08/04 15:59