四半期報告書-第17期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/14 16:20
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有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における売上高は1,559,584千円、平成29年11月9日発表の通期業績予想に対し65.3%の達成率となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして従来の「コネクティビティ事業」、「組込みソフ
トウェア事業」、「ソフトウェアサービス事業」に「ソフトウェアディストリビューション事業」を加え、4つの
セグメントに変更いたしました。
「コネクティビティ事業」は、株式会社ユビキタスにおける、Internet of Things(モノのインターネット)向
けを中心とした組込みネットワークソフトウェアおよびセキュリティ関連ソフトウェア製品の開発及び販売等に関するセグメントであります。
「組込みソフトウェア事業」は、株式会社ユビキタスにおける、データベース関連、高速起動関連等のデバイス
組込み用ソフトウェアの単一製品の開発及び販売等に関するセグメントであります。
「ソフトウェアサービス事業」は、株式会社エイムにおける、組込みソフトウェア等の受託を中心とした各種ソ
フトウェアの設計、開発、及びデータコンテンツのライセンス販売等に関するセグメントであります。
「ソフトウェアディストリビューション事業」は、第1四半期連結会計期間より当社の連結子会社となった株式
会社エーアイコーポレーションにおける、海外ソフトウェアの輸入販売、テクニカルサポート、及びカスタマイズ開発に関するセグメントであります。
セグメント及び分野別の売上内訳及び事業状況は、以下のとおりであります。
セグメント分野当第3四半期連結累計期間前第3四半期連結累計期間
売上高(注1)
(千円)
売上割合
(%)
売上高(注1)
(千円)
売上割合
(%)
コネクティビティ事業(注2)233,60815.0250,58933.0
組込みソフト
ウェア事業
データベース関連75,2044.884,62711.1
高速起動関連183,96011.8140,17718.5
小計259,16516.6224,80529.6
ソフトウェアサービス事業255,63116.4284,14037.4
ソフトウェアディストリビューション事業811,17852.0--
合計1,559,584100.0759,535100.0

(注1)売上高は、セグメント間取引を消去しております。
(注2)サービス&ソリューション関連は、事業の一部譲渡に伴い、コネクティビティ事業に含めております。
■コネクティビティ事業
コネクティビティ事業の売上高は233,608千円(前年同四半期比6.8%減)、セグメント損失は79,708千円(前年同四半期は265,901千円の損失)となりました。
コネクティビティ事業の売上高はスマートエネルギー関連の案件等において「Ubiquitous Network Framework」等に関する受託開発売上を中心に売上を計上いたしました。また、OA機器の新規顧客から「Ubiquitous HDCP」、「Ubiquitous Securus」に関する契約時一時金、ロイヤルティ売上を計上いたしました。
その他デジタルイメージング等の既存顧客との間でロイヤルティ売上、POS関連機器等で「Ubiquitous TPM Security」のロイヤルティ売上等を計上いたしました。
■組込みソフトウェア事業
組込みソフトウェア事業の売上高は259,165千円(前年同四半期比15.3%増)、セグメント利益は72,028千円(前年同四半期比345.2%増)となりました。
データベース関連は、OA、産業機器等の既存顧客からのロイヤルティ売上等を中心に計上いたしました。また新規に車載機器関連の契約時一時金を計上しました。
高速起動関連は、車載機器の既存顧客量産が堅調に推移するとともに今年度から量産に移行した新規顧客からのロイヤルティ売上を獲得するとともに、OA機器や産業機器等の新規顧客からの契約時一時金と受託開発売上等を計上いたしました。引き続きカーナビゲーションシステム等車載向けの端末を中心に、複数社との間で大・中規模案件の研究開発、及び商品化に向けた新規案件の受注も含めた実装を継続しており、また、車載機器向けに加えて一般消費者への電子機器向けの評価等海外顧客の案件対応も進めております。
平成29年10月18日には当社高速起動製品「Ubiquitous QuickBoot」が新たに米国インテル社のx86アーキテクチャ―Atom®プロセッサーに対応発表し、また車載機器向けのLinuxプラットフォームAutomotive Grade Linux(AGL)への対応も進めており、より広範囲の機器、分野への展開を行っています。
■ソフトウェアサービス事業
ソフトウェアサービス事業の売上高は255,631千円(前年同四半期比10.0%減)、セグメント損失は15,800千円(前年同四半期は33,582千円の損失)となりました。
ソフトウェアサービス事業は、既存顧客との各種受託開発売上、車載機器向けの「YOMIデータ」コンテンツに関するライセンス使用料売上等を計上いたしました。
平成29年10月には、辞書データを活用し正確で統一のとれたデータ環境を実現するサービス「Word Cleanser」の提供を開始いたしました。
■ソフトウェアディストリビューション事業
ソフトウェアディストリビューション事業の売上高は811,178千円、セグメント損失は65,874千円となりました。
株式会社エーアイコーポレーションの取り扱い製品のうちワイヤレス製品では、車載機器等の既存顧客から
「Blue SDK」(Bluetoothプロトコルスタック)のロイヤルティ売上及び受託開発売上等を計上いたしました。
BIOS製品では、パーソナルコンピュータの既存顧客から「InsydeH2O」(「EFI/UEFI」仕様を実装したC言語ドライバベースの次世代BIOS)のロイヤルティ売上等を計上いたしました。
キャリアグレード製品ではネットワーク機器の既存顧客から「ConfD」(オンデバイスネットワーク機器管理用ソフトウェア)の年間ライセンス売上等を獲得いたしました。
また、第1四半期累計期間より取扱いを開始したドライバーモニタリングシステム「CoDriver」の引き合いが好調で、新規顧客との間での契約時一時金売上を獲得し、複数顧客との営業活動を継続中です。
その他、多数の取り扱い製品より、既存顧客からのロイヤルティ売上等を計上いたしました。
平成29年10月には、米国のBeyond Security社とファジングツール「BeSTORM」の国内総代理店契約を締結し販売を開始いたしました。車載分野をはじめIoTのセキュリティ確保に向けた取り組みにおいて当該分野は今後重要視されると予測し、注力製品として拡販を行ってまいります。また、当製品含めた当社取扱いの品質向上支援などのツール製品の一部は年間利用ライセンス契約により継続契約を獲得することにより収益の安定化につながるため、販売促進を重点的に行ってまいります。
なお、平成29年10月に、当社グループで、IoT機器のサイバーセキュリティ対策とソフトウェア品質向上を実現する製品群と技術サービスを統合した事業を開始することを発表いたしました。要求仕様検討から出荷後のサポートまで、当社製品と株式会社エーアイコーポレーションの取り扱う幅広いツール、ミドルウェアと技術サービスを提供し開発プロセス全般をカバーするソリューションを提供いたします。
また、これに関連し、サイバートラスト株式会社とIoT機器向けの脆弱性診断サービスの協業を開始したことも発表いたしました。IoT機器の普及に伴い重要な課題とされるIoT機器自体のサイバーセキュリティの確保を推進する活動を行ってまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は売上高1,559,584千円(前年同四半期比65.3%増)、営業損失112,432千円(前年同四半期は275,655千円の損失)、経常損失71,948千円(前年同四半期は275,503千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失115,374千円(前年同四半期は298,843千円の損失)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題は、特にありません。
(3)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、30,449千円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等若しくは経営指標等
当第3四半期連結累計期間において、経営方針・経営戦略等若しくは経営指標等について新たな定め又は重要な変更は、特にありません。
(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、1,770,014千円(前連結会計年度比529,403千円減)となりました。その主な内訳は、現金及び預金981,822千円、有価証券299,959千円であります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、1,154,965千円(前連結会計年度比553,796千円増)となりました。その主な内訳は、のれん789,336千円、投資有価証券221,983千円であります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、285,588千円(前連結会計年度比83,274千円増)となりました。その主な内訳は、前受金74,825千円、買掛金64,571千円であります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、92,290千円(前連結会計年度比52,567千円増)となりました。その主な内訳は、退職給付に係る負債47,604千円、資産除去債務30,474千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、2,547,101千円(前連結会計年度比111,448千円減)となりました。その主な内訳は、資本金1,470,980千円、資本剰余金1,440,980千円であります。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当社グループが抱える主な課題は、次の3点であります。
① 事業環境及び市場に関する課題
当社グループのうち当社においては、事業環境の変化に伴い、販売注力セグメントを、スマートエネルギー/スマートホーム分野を含むIoT関連分野及び車載機器分野に、新しい市場及び顧客に対する技術/製品開発及び営業活動を推進しておりますが、新たな顧客開拓を含めた当社ソフトウェアのライセンス収入の積上げの過程にあり、利益率の低下につながっております。これに対処するには他社に先駆けて競争力の高い製品やIoT時代に向けた新しい技術を投入し、かつ販売力を高めることで収益の拡大を図っていく必要があります。
② 事業ポートフォリオに関する課題
当社は、当社保有のエンジニアの技術力を活用した市場競争力のある自社開発のソフトウェア製品を市場に提供し、それらをご採用いただいた顧客製品(機器)の開発、市場出荷された後に計上される出荷量に応じたロイヤルティ売上を収益の源泉としているため、製品の開発投資から収益化までに一定の時間を要することが課題であります。このため当社グループの事業ポートフォリオの形成のために、株式会社エイムによるエンジニアリングサービス、データコンテンツの提供、株式会社エーアイコーポレーションによる海外の組込みソフトウェアの輸入販売等により一定の収益を獲得しつつ、将来のグループの成長に向けた開発投資および、新規顧客開拓を行っていくことが課題であります。そのためには、グループ全体での事業活動の連携、案件紹介等により既存事業を安定的に成長させるとともに、当社としては、現在の主力製品である高速起動関連、データベース関連における収益を着実に確保しつつ、電子機器のIoT/ネットワーク化の普及に必要となる組込みネットワーク製品のソリューション提供、次世代半導体に搭載されるセキュリティ機能と協調した組込みセキュリティ関連の新製品の提供を当社の組込みソフトウェアを中心に進めてまいります。また、当社と株式会社エーアイコーポレーションの製品を組み合わせた共同企画・開発により競争力のある製品の早期市場投入や、海外販路への当社製品の展開を行うことによって事業成長を加速してまいります。
③ 体制強化と効率化
既存製品の販売活動を効率的に行うとともに、競争力のある自社製品の開発を実現するためには、グループ間での連携と人員の最適配置による効率的な事業体制の構築が必要となります。

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