4574 大幸薬品

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有価証券報告書-第71期(平成28年4月1日-平成29年3月31日)

【提出】
2017/06/29 14:28
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有報資料

(1)業績
当連結会計年度のわが国経済は、政府による経済政策を背景に企業収益や雇用環境に緩やかな改善が見られたものの、中国をはじめとする新興国の景気減速、英国のEU離脱、米国の新政権への移行等により、先行きは依然として不透明な状況が続きました。
この様な状況の下、当社グループの連結経営成績は、以下の通りとなりました。
当連結会計年度の売上高につきましては、感染管理事業が大幅に伸長したものの、医薬品事業が大幅な減収となったことから、対前連結会計年度比0.4%減の8,294百万円となりました。売上総利益につきましては、円高の影響等により対前連結会計年度比2.9%減の5,570百万円となりました。
当連結会計年度の販売費及び一般管理費につきましては、広告宣伝費が減少したこと等から、対前連結会計年度比8.3%減の4,025百万円となりました。
当連結会計年度の営業利益は、販売費及び一般管理費が大幅に減少した結果、対前連結会計年度比14.7%増の1,545百万円となりました。また、経常利益は、為替差益を計上した一方で、新工場における未稼働設備関連費用が増加したこと等から対前連結会計年度比7.7%増の1,407百万円となりました。
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に投資有価証券評価損を計上した一方で、特別利益に新工場に関する補助金収入を計上したことに加え、前連結会計年度には特別損失に新工場に関する工場移転費用を計上していたことの影響等から、対前連結会計年度比24.9%増の1,049百万円となりました。
セグメント別の業績につきましては以下の通りであります。
(医薬品事業)
医薬品事業につきましては、対前連結会計年度比17.1%減の5,044百万円の売上高となりました。
国内向けにつきましては、止瀉薬市場の縮小傾向を背景に、期首の流通在庫が高水準にあり、競合他社製品が台頭したこと、樋屋奇応丸の国内独占販売権契約が終了したこと等の影響により、売上高は対前連結会計年度比で減少となりました。
海外向けにつきましては、中国市場においては、輸出に必要なライセンス更新後の生産準備に時間を要したことから出荷が減少し、香港市場においても円高の影響を受け減収となったこと等により、売上高は対前連結会計年度比で減少となりました。
セグメント損益につきましては、広告宣伝費を主として販売費及び一般管理費が減少したものの、減収の影響等により対前連結会計年度比13.2%減の1,944百万円の利益となりました。
(感染管理事業)
感染管理事業につきましては、対前連結会計年度比45.6%増の3,236百万円の売上高となりました。
一般用製品につきましては、期首の流通在庫が前連結会計年度より低水準にあったこと、季節性インフルエンザが前連結会計年度より早期に流行開始したこと等を背景に、小売店の店頭で感染症対策のプロモーションを早期に開始したこと等が奏功し、売上高は対前連結会計年度比で大幅増加となりました。なお、店頭における当社製品の販売額も対前連結会計年度比13%増と、市場全体の成長率7%を上回って好調に推移しました(出所:株式会社インテージ)。また、新製品「クレベリン×ベアブリック」も売上高の増加に貢献するとともに「クレベリン」ブランドの認知率向上に貢献しました。
業務用製品につきましては、従来品の出荷増加に加えてアース製薬株式会社やジョンソントレーディング株式会社との共同開発製品の新規出荷も売上高に寄与したこと等により、売上高は対前連結会計年度比で増加となりました。
セグメント損益につきましては、増収の影響等から、対前連結会計年度比296.5%増の803百万円の利益となりました。
(その他事業)
その他事業につきましては、主に木酢液を配合した入浴液や園芸用木酢液等の製造販売を行い、売上高は、対前連結会計年度比39.1%減の14百万円となり、セグメント損益は、17百万円の損失(前連結会計年度は37百万円の損失)となりました。
(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)が前連結会計年度末より3,806百万円増加し、当連結会計年度末残高は6,803百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りになります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は2,697百万円(前連結会計年度は377百万円の獲得)となりました。主に税金等調整前当期純利益1,491百万円の計上、未払又は未収消費税等の増減額501百万円、たな卸資産の減少額372百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は72百万円(前連結会計年度は2,635百万円の使用)となりました。主に有形固定資産の取得による支出111百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は1,249百万円(前連結会計年度は135百万円の使用)となりました。主にアース製薬株式会社との資本業務提携契約に基づく自己株式処分による収入1,214百万円等によるものであります。

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