医薬品事業につきましても、消費者の外出自粛やインバウンド需要消失の状況において、前期からの市場環境に大きな変化はなく、国内外ともに前期と同程度の水準で低調に推移しました。
このような足元の状況と今後の市場環境を踏まえ、当期の販売見通しについては、新型コロナウイルス感染症向けの需要予測が当初計画から大きく乖離するものと判断し、大幅に下方修正することと致しました。この結果、急激な需要増加に備え手厚く保有してきた感染管理事業の製品在庫は過剰状態と見做さざるを得ず、当第2四半期連結累計期間において、「クレベリン」及び「クレベアンド」等の棚卸資産のうち正常な営業循環を逸脱する部分に対し評価減を行い、1,721百万円の評価損を売上原価に計上致しました。販売費及び一般管理費につきましては、生産や販売が縮小する中、当初の需要予測を前提とした人員体制のほか在庫保管や販売促進策に係る費用等の増加傾向を抑制しきれず、3,763百万円となりました。また、前期に生産能力増強を目的に設立した茨木工場については、当第2四半期連結会計期間中より生産を停止しており、今後も一定の在庫量まで生産調整を行ってまいります。本生産停止中に発生した労務費や減価償却費等の製造費用については、操業停止関連費用として345百万円を営業外費用に計上しております。同様に、急激な需要増加に備えた感染管理製品の資材供給用の金型等についても、当面の販売計画及び生産計画を踏まえ、使用予定が見込まれない部分に対しては当第2四半期連結累計期間において減損処理し、225百万円を特別損失に計上致しました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は5,106百万円、営業損失は2,280百万円、経常損失は2,737百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,372百万円となりました。
2021/08/06 15:29