このような情勢の下、当社グループは、既存顧客への供給責任を果たしつつ、引続き高採算ビジネスの営業活動に注力しました。車載用機器向けの液晶や半導体分野におけるメモリの需要が増加しましたが、産業用機器向け委託開発案件ビジネスの今期終了に伴う納入減や大手顧客向けモニタ用液晶の一部納期延期による売上高の減少、価格高騰等に起因する原価率の上昇、及び当第1四半期連結会計期間末時点の外貨建て負債が外貨建て資産を上回ったうえに円安の為替相場となったことによる評価上の為替差損計上等のマイナス要因が、当社グループの業績に影響しました。
当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は111億26百万円(前年同四半期比3.0%減)、営業利益は42百万円(前年同四半期比86.2%減)、経常損失は83百万円(前年同四半期は経常利益2億89百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は58百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億87百万円)となりました。
品目別では、半導体分野は、産業用機器向け委託開発案件ビジネスの今期終了に伴う納入減、及びアミューズメント向けの需要減等のマイナス要因がありましたが、車載用機器向けをはじめとして総じてメモリの需要が旺盛であった為、売上高45億62百万円(前年同四半期比9.4%増)となりました。液晶分野は車載用機器向けが好調に推移しましたが、大手顧客向けモニタ用液晶の一部の品種で納期の延期が発生したため、売上高45億32百万円(前年同四半期比6.0%減)となりました。電子機器分野は、異物検出機等の装置ビジネスが前年同四半期同様のビジネス規模を維持したものの、各種モジュールの需要減のため、売上高15億1百万円(前年同四半期比10.8%減)となりました。その他分野は、世界的に活況であるリチウムイオンバッテリ市況において日本向けの供給量の不足により、バッテリビジネスの進捗が遅延状況にあるため、売上高5億30百万円(前年同四半期比33.0%減)となりました。
2018/08/08 15:04