有価証券報告書-第14期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
沿革
当社(形式上の存続会社)は、平成20年2月に、当社の実質的な存続会社である、NHテクノグラス株式会社(以下、「旧NHテクノグラス株式会社」という。)の経営陣によるマネジメント・バイ・アウト(MBO)のための受皿会社として、カーライル・グループにより、シー・エイチ・ホールディングス株式会社の商号で設立されました。その後、平成20年6月に旧NHテクノグラス株式会社の株主であった日本板硝子株式会社が保有していた全株式(発行済株式総数の50.0%)及びHOYA株式会社が保有していた株式の一部(発行済株式総数の21.5%)の合計71.5%を取得し子会社化した後、平成20年9月に旧NHテクノグラス株式会社を吸収合併し、同日にNHテクノグラス株式会社に商号を変更いたしました。この株式取得や合併は、MBOの一環として行われたものであり、合併時において被合併会社である旧NHテクノグラス株式会社(実質上の存続会社)の営業活動を全面的に継承いたしました。また、平成20年12月には商号をAvanStrate株式会社に変更し、現在に至っております。
一方、実質上の存続会社である旧NHテクノグラス株式会社は、液晶ディスプレイ・パネル用ガラス基板の製造・販売を行うことを目的として、平成3年5月にHOYA株式会社と日本板硝子株式会社が50%ずつ出資する合弁会社であるエヌエッチ・テクノグラス株式会社として設立されました。その後、全額出資による海外子会社を平成12年8月に台湾及びシンガポール、平成14年11月に韓国に設立し、海外への積極的な事業展開を図ってまいりました。
なお、カーライル・グループは平成29年12月22日に保有する全株式(51,251,800株。発行済株式総数の51.6%)をCairn India Holdings Limited(英国王室属領ジャージー)に譲渡しております。
当社の設立から現在に至るまでの沿革を図示いたしますと、次のようになります。
当社(形式上の存続会社)のMBOまでの沿革は、以下のとおりであります。
旧NHテクノグラス株式会社(実質上の存続会社)の沿革は、以下のとおりであります。
MBO実施後の当社の沿革は、以下のとおりであります。
一方、実質上の存続会社である旧NHテクノグラス株式会社は、液晶ディスプレイ・パネル用ガラス基板の製造・販売を行うことを目的として、平成3年5月にHOYA株式会社と日本板硝子株式会社が50%ずつ出資する合弁会社であるエヌエッチ・テクノグラス株式会社として設立されました。その後、全額出資による海外子会社を平成12年8月に台湾及びシンガポール、平成14年11月に韓国に設立し、海外への積極的な事業展開を図ってまいりました。
なお、カーライル・グループは平成29年12月22日に保有する全株式(51,251,800株。発行済株式総数の51.6%)をCairn India Holdings Limited(英国王室属領ジャージー)に譲渡しております。
当社の設立から現在に至るまでの沿革を図示いたしますと、次のようになります。
当社(形式上の存続会社)のMBOまでの沿革は、以下のとおりであります。
年月 | 変遷の内容 |
平成20年2月 | 東京都千代田区において、シー・エイチ・ホールディングス株式会社を設立 |
平成20年6月 | 旧NHテクノグラス株式会社の発行済株式総数の71.5%を日本板硝子株式会社及びHOYA株式会社から取得 |
平成20年9月 | 子会社である旧NHテクノグラス株式会社を吸収合併(合併後の当社株式の持分は、カーライル・グループ52.6%、HOYA株式会社47.4%)、商号をNHテクノグラス株式会社に変更(MBO完了) 本店を神奈川県横浜市港北区に移転 |
旧NHテクノグラス株式会社(実質上の存続会社)の沿革は、以下のとおりであります。
年月 | 変遷の内容 |
平成3年5月 | 東京都新宿区において、HOYA株式会社50%と日本板硝子株式会社50%との合弁会社として、エヌエッチ・テクノグラス株式会社の商号で設立 |
平成4年2月 | 本店を神奈川県横浜市港北区に移転、同時に本店に営業所を開設 |
四日市工場稼働 | |
第1世代製品(300㎜×400㎜)の販売を開始 | |
平成6年8月 | 第2世代製品(360㎜×465㎜)の販売を開始 |
平成8年1月 | 第3世代製品(550㎜×650㎜)の販売を開始 |
平成12年1月 | 第3.5世代製品(620㎜×750㎜)の販売を開始 |
平成12年8月 | 台湾にTAIWAN NH TECHNO GLASS CORPORATION(現AvanStrate Taiwan Inc.)を設立 |
シンガポールにNH TECHNO GLASS SINGAPORE PTE LTD(現AvanStrate Asia Pte Ltd.)を設立 | |
平成13年6月 | 第4.5世代(730㎜×920㎜)製品の販売を開始 |
平成14年11月 | 韓国にNH TECHNO GLASS KOREA CORPORATION(現AvanStrate Korea Inc.)を設立 |
平成15年6月 | 商号をNHテクノグラス株式会社に変更 |
平成15年12月 | 第5世代製品(1100㎜×1300㎜)の販売を開始 |
平成18年1月 | 第7世代製品(1870㎜×2200㎜)の販売を開始 |
平成19年7月 | 硝種NA32SG(環境負荷物質を含まないスーパー・グリーン・ガラス)の量産を開始 |
平成20年6月 | シー・エイチ・ホールディングス株式会社の資本傘下に(実質的にカーライル・グループによる資本参加を受ける) |
平成20年9月 | シー・エイチ・ホールディングス株式会社と合併。同時にNHテクノグラス株式会社に商号変更(MBO完了) |
MBO実施後の当社の沿革は、以下のとおりであります。
年月 | 変遷の内容 |
平成20年9月 | 形式上の存続会社であるシー・エイチ・ホールディングス株式会社に吸収合併され、シー・エイチ・ホールディングス株式会社の商号をNHテクノグラス株式会社に変更(MBO完了) 本店を神奈川県横浜市港北区に移転 |
平成20年12月 | 商号をAvanStrate株式会社に変更 |
平成21年1月 | 第8世代製品(2200㎜×2500㎜の大型ガラス基板)の販売を開始 |
平成21年9月 | 本店を三重県四日市市に移転 |
平成22年3月 | 東京都港区に東京オフィスを開設 |
平成24年11月 | 東京オフィスを閉鎖 |
平成27年6月 | 本店を東京都品川区に移転 |
平成28年8月 | AvanStrate Asia Pte Ltd.の清算を結了 |
平成29年12月 | Cairn India Holdings Limited(英国王室属領ジャージー)が、カーライル・グループが保有する全株式(51,251,800株。発行済株式総数の51.6%)を取得 |