新造船は上記の通り需給の飽和状態に加え、コロナ感染禍という異常な社会・経済の環境下、船価の回復が見られない中で受注活動に努めたが受注実績はなかった。一方、82千重量トン型パナマックス・バルクキャリア-1隻、60千重量トン型スプラマックス・バルクキャリアー1隻を引渡したので、受注隻数残高は11隻となった。受注は厳しい市況状況を見極めながら臨機応変に対応することを優先し、受注残高を約2年分確保する営業方針に沿って引き続き注力していく。また、マリン・ガスタンクについては修繕船及びLPGタンクの営業に注力した。この結果、新造船にマリン、ガスタンク及びプラントを含めた造船事業全体の受注残高は、工事進行基準による金額にして30,316百万円となった。
造船事業の売上高は、新造船の建造ペースを維持した一方、前年同四半期対比採算の良い船が多かったことにより、前年同四半期比749百万円(10.9%)増加の7,646百万円となった。しかし、当第1四半期において、円高が進行し、今後製造する米ドル建受注済新造船の円換算売上見込額が減少した結果各船の採算が悪化し、受注工事損失引当金を積み増したこと等により、292百万円の営業損失(前年同四半期は1,173百万円の営業損失)となった。
②M&T事業
2020/08/07 12:24