新造船は上記の通り需給の飽和状態に加え、コロナ感染禍という異常な社会・経済の環境下、船価の回復が見られない中で受注活動に努め、新64千重量トン型ウルトラマックス・バルクキャリア-2隻と新82千重量トン型パナマックス・バルクキャリア―2隻を受注したので受注隻数残高は13隻となった。受注は厳しい市況状況を見極めながら臨機応変に対応することを優先し、受注残高を約2年分確保する営業方針に沿って引き続き注力していく。また、マリン・ガスタンクについては修繕船及びLPGタンクの営業に注力し、LPGタンクにおいては従来型に加え、7,500立方メートルを超える大型タンクを初めて受注した。この結果、新造船にマリン、ガスタンク及びプラントを含めた造船事業全体の受注残高は、工事進行基準による金額にして31,502百万円となった。
造船事業の売上高は、受注動向に鑑み、新造船の建造ペースを調整したことにより、前年同四半期比455百万円(2.1%)減少の21,662百万円となった。また、当第3四半期においても円高が進行し、今後製造する米ドル建受注済新造船の円換算売上見込額が減少した結果各船の採算が悪化し、新規受注船に対するものも含め受注工事損失引当金を積み増したこと等により、3,127百万円の営業損失(前年同四半期は1,970百万円の営業損失)となった。
②M&T事業
2021/02/15 10:27