①財政状態及び経営成績の状況
当事業年度における当社の売上高は創薬事業におけるLIV-2008及びLIV-2008bのライセンス契約締結による契約一時金の受領及び創薬支援事業における研究受託取引の拡大により、712,932千円(前期比232,078千円増加)となりました。研究開発費につきましては、主にCBA-1535に係る治験用の製剤製造費用等のCMC開発費用を計上したことにより1,312,188千円(前期比155,605千円増加)となりました。営業損失は1,334,319千円(前事業年度は1,283,622千円の営業損失)となり、経常損失は1,329,312千円(前事業年度は1,291,606千円の経常損失)、当期純損失は1,479,895千円(前事業年度は1,293,798千円の当期純損失)となりました。当事業年度における当社の事業活動の概況は次のとおりです。
創薬事業においては、自社開発中のファースト・イン・クラス抗体CBA-1205は、第Ⅰ相試験で固形がんの患者さんを対象に、段階的に薬剤の投与量を増加させながら安全性の確認を進める前半パートの患者さんの登録が終了いたしました。これまでのところ重篤な副作用の発生はなく、本パートにおける安全性評価の結果、肝細胞がん患者さんを対象とした安全性及び初期の有効性の評価を行う第Ⅰ相試験後半パートへの移行が決定いたしました。2つ目の臨床開発品目である多重特異性抗体CBA-1535は、2022年の日本での治験開始にむけた準備を進めております。探索段階にある創薬プロジェクトでは、リード抗体の創出、及び知財化に向けた研究開発に継続して取り組んでおります。また、新たな創薬プロジェクト発足にむけた創薬企業やアカデミアとの共同研究に加え、自社のTribody技術を生かした新規テーマを推進するなど、今後の開発パイプラインの質・量の拡充に向けた取り組みを進めております。
2022/03/25 15:21